河瀬直美監督、斎藤工をペットに!?「かわいい。飼っておきたい」
2015年6月15日 16:45
斎藤は過去に河瀬作品への出演もなく、面識さえもなかったが、河瀬監督のたっての希望でトークセッションが実現。「はじめまして」の状態で、控室では斎藤が周りに乗せられて「僕の一発芸になってる(苦笑)」という壁ドンをし、しかも照れる斎藤に逆に監督の方から壁ドンを仕掛けたとか。壇上にも腕を組んだ状態で仲良く姿を見せ、河瀬は女性ファンに「ごめんなさい」と謝りつつ「ごちそうさまです」とニヤリ。
斎藤は10代で「萌の朱雀」を見て以来、河瀬作品のファンで「監督の作品は見るたびに毎回、更新される。前作『2つ目の窓』を見てこれが一番好き! と思ったけど『あん』を見て『いや、ちょっと待て』とまた上塗りされた」と明かす。自身、監督という顔を持つ斎藤は「役者が演技せずに存在している」河瀬作品はどのように演出されているのかを質問。河瀬は「まず360度、誰が何をしてもいい“場”をセッティングする。どこをカメラが抜いてもスタッフがいない状態、照明もケーブルも見えない状態にする。テストもない。役者がどこに立ってもスタッフがそれを受け止めて作る」と説明。また本作では、樹木希林とその孫の内田伽羅が共演しているが、シングルマザーの娘という設定に合わせ「ワカナ(内田)は団地で一人で生活させて、最初の2日だけ(母親役の)水野美紀さんに寝泊まりしてもらった」など独特の空気づくりの一端を明かした。
映画はドリアン助川の小説が原作で、街のどら焼き屋の雇われ店長と、そこで働き始めるあん作りの名人で、かつてハンセン病を患ったがゆえに偏見にさらされる老女の交流を描く。
斎藤は中学時代にドリアン助川のラジオ番組を聞き「それを支えに生きていた」を告白。河瀬は偶然の出会いから交流が始まり、「朱花(はねづ)の月」では俳優として起用し「カンヌに一緒に行って自炊して何日か過ごした(笑)」と明かし、彼の小説の映画化について「『あずきの声を聴く』といった見えないものをどう描くか? やりがいを感じたし、実はこれまでの作品も見えないものを描こうとしてきたんだと感じた」と語った。
司会者が、この出会いを縁に斎藤を俳優として起用する意思は? と問うと、斎藤は「僕を前にしてそれを聞く?」と苦笑。河瀬は斎藤について「目が合ってかわいいと思いました。壁ドンされた時もかわいいな、飼っておきたいなと思った」と語り、斎藤のための役柄を「考えておきます」と約束し会場をわかせていた。
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