ドラマ版「MOZU」が世界最大級のテレビ祭にノミネート 劇場版に向け確かな手ごたえ
2015年6月11日 08:45

[映画.com ニュース] TBSとWOWOWが共同制作したテレビドラマ「MOZU」が、世界で最も権威あるテレビ番組コンクールのひとつ、バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルの連続ドラマ部門に日本作品で唯一のノミネートを果たした。カナダで6月7日~10日(現地時間)に開催された同フェスティバルで最優秀賞の受賞はかなわなかったものの、世界中から集まった約200作品の連続ドラマの中から6作品に選ばれるという快挙を成し遂げた。
6月8日に行われた部門賞の発表には、ドラマ版と劇場版のプロデューサーを務めるTBSの渡辺信也氏、WOWOWの井上衛氏、ROBOTの森井輝氏が出席。渡辺氏は、「フェスティバル会場では、色々な国の映像関係者から声を掛けていただき、『MOZU』という作品に興味を持っていただいている手応えを感じました」と話す。「日本で熱狂的に応援していただいた『MOZU』が、世界の大きな舞台でも認めていただいたことは本当に嬉しく、11月に公開を控える劇場版を制作中のキャスト・スタッフにとって大きな励みになります」と喜びを語った。
逢坂剛氏のハードボイルド小説「百舌」シリーズを、西島秀俊主演×羽住英一郎監督でドラマ化した本作は、昨年4月~6月にTBSでシーズン1「百舌の叫ぶ夜」(全10話)、続いてWOWOWでシーズン2「幻の翼」(全5話)をリレー形式で放送。2014年ギャラクシー賞7月度月間賞、東京ドラマアウォード2014の連続ドラマ部門優秀賞を受賞するなど、日本国内でも高い評価を得た。主演の西島をはじめ、香川照之、真木よう子らおなじみの主要キャストが再集結する「劇場版MOZU」が、11月7日に公開を控えている。
バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルは、1980年からカナダ・アルバータ州のバンフで毎年6月に開催されている国際的なテレビ番組の祭典。35回目を迎えた今年は、40以上の国と地域から1000番組を超える応募があり、その中から26部門156作品がノミネートされた。連続ドラマ部門には、「19-2」(カナダ)、「FARGO ファーゴ」(米国)、「Jordskott」(スウェーデン)、「Atles Geld」(オーストリア)、「Ramses」(オランダ)、そして「MOZU」の6作品がノミネートされ、「Jordskott」が最優秀賞に輝いた。
松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしが悪役として新たに参戦する「劇場版MOZU」は、過激な爆破シーンやカースタントなど大規模アクションを実現するため、約1カ月にわたりフィリピン・マニラでロケを敢行。その他にも、小日向文世、池松壮亮、伊藤淳史、杉咲花、阿部力といった実力派キャストが加わり、羽住監督がドラマ版に引き続きメガホンをとった。
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