「攻殻機動隊 新劇場版」ついに完成! 脚本家&総監督「せいせいした」と安どの表情
2015年6月10日 13:05

[映画.com ニュース]士郎正宗氏の名作SF漫画の連載25周年を記念して製作された「攻殻機動隊 新劇場版」の完成披露試写会が6月9日、東京・新宿バルト9で行われた。主人公・草薙素子を演じる坂本真綾をはじめ、スタッフ、キャスト陣が勢ぞろいするなか、黄瀬和哉氏(総監督・キャラクターデザイン)は「言葉は悪いですが、せいせいしました」。脚本を手がけた冲方丁氏も「この時代だからこそ届けるべき『攻殻』を仕上げ、次の世代にようやくバトンが手渡せる。確かに、せいせいしましたね(笑)」と安どの表情を浮かべていた。
「攻殻」25周年記念作にして、2013~14年にかけて劇場上映された「攻殻機動隊ARISE」シリーズの劇場版。主人公・草薙素子の知られざる出生のナゾと、彼女が率いる公安9課=通称:攻殻機動隊の“起動”を描く。坂本は、「ARISEチームとしての結束が高まるのを感じながら、清々しいエンディングを迎えることができた」と達成感を示した。
一方、20年前に製作された押井守監督の「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」にもかかわった石川光久氏(製作総指揮)は、「今回、どんなにテクノロジーが進歩しても変えちゃいけないものがあるとわかった。それが『攻殻機動隊』だと思います。ここに生まれた大きな種を、お客さんに育てていただければと思います」と熱弁した。
完成披露試写会には塾一久(荒巻大輔役)、松田健一郎(バトー役)、新垣樽助(トグサ役)、咲野俊介(イシカワ役)、中國卓郎(サイトー役)、上田燿司(パズ役)、本作のメガホンをとる野村和也監督が出席。また、「EXILE」「三代目 J Soul Brothers」のパフォーマーで、本作で声優デビューを飾った NAOTO(藤本修役)が駆けつけ、坂本に花束を手渡した。
6月9日午後8時から「攻殻機動隊 新劇場版」の本編冒頭12分の映像をWEB限定で配信中。「攻殻機動隊 新劇場版」は6月20日から全国公開。
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