へなちょこテディベアが持ち主目指して大冒険!チェコの大ヒット人形劇予告
2015年6月10日 17:30

[映画.com ニュース]チェコのアカデミー賞と言われるチェコ・ライオン賞で4冠を制し、本国で「トイ・ストーリー3」を超える大ヒットを記録した人形劇「クーキー」の予告編が公開された。キュートなへなちょこテディベアのクーキーが、チェコ伝統のマリオネットと実写を融合させたユニークな世界で大冒険を繰り広げる。
第69回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「コーリャ 愛のプラハ」のヤン・スベラーク監督が、パペット、ミニチュア、VFXを駆使し誰も経験したことのあるおもちゃとの切ない思い出を描く。スベラーク監督は「とにかく本物らしい作品にしたかったので、撮影も極力本物の自然の中で行うようにしました」と実際に森の中にセットを組み、100日間にわたり撮影を敢行。キャラクターデザインは、チェコを代表するゲームクリエイター集団“アマニタ・デザイン”が担当した。
体の弱い少年オンドラは、古くなったという理由で母親に幼い頃から一緒に過ごしてきたクーキーを捨てられてしまう。遠くのゴミ捨て場へと運ばれたクーキーは突然動き出し、オンドラのもとを目指す。予告編では、クーキーや森のキャラクターたちが命を吹き込まれたかのように森の中を動きまわる。互いを思うクーキーとオンドラの友情にも注目だ。
チェコを訪問し、エッセイ「みちくさ」も執筆した女優の菊池亜希子は、「ずっと一緒だよと約束したあの子といつどうやってお別れしたのか、私は思い出すことが出来ない。クーキーの眩しい未来を見つめながら、私のあの子を思って、ちょこっと泣いた」とコメントを寄せている。
「クーキー」は、8月22日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。
(C)2010 (C)Biograf Jan Sverak, Phoenix Film investments, Ceska televise a RWE.
関連ニュース
「殺し屋のプロット」あらすじ・概要・評論まとめ ~失われていく記憶の中で実行される“完全犯罪の世界”でレジェンド俳優初共演~【おすすめの注目映画】
2025年12月4日 06:30
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ