尾野真千子、“新米教師”高良健吾に両親とのハグの宿題「やってみな」
2015年6月7日 20:29
教師役に初挑戦した高良は「(デビュー)10年目でこの役をやることができて、気合いの入った作品」と強調。小学校で起きるさまざまな問題に直面する役どころで、周囲からは「子供はバケモンだよ」などと言われていたそうだが、「ちゃんと接することができるか不安だったけれど、素直に向き合っていたらただ楽しく、ただ大変だった」と振り返った。
「誰かに抱きしめられてください」という宿題の答えを聞くシーンでは、「リハーサルもなく、ドキュメンタリーのように撮っていった。子供を大切にしたら世界が平和になると、きれいごとじゃなく本当にそう思えた」としみじみ。そして、「皆さんが感じていただいたことを大切に育ててほしい」と訴えた。
「最近、誰かを抱きしめたことは?」というお題には、「けっこう男友達と、久しぶりに会った時や『またね』の時は、握手してこれ(ハグのしぐさ)が普通ですね」と笑顔。一方の尾野は、「(故郷の)奈良に帰って、東京に戻る時にはいつも母親とハグを何年も続けています。ここ1年は父親とも。急にきたので、寂しくなってきたのかも」と明かした。
すると高良が、「自分も両親にしてみようかな」と興味津々。尾野も、「やってみな。宿題ね」とあおっていた。
またこの日は、先月29日に第一子となる男児を出産したばかりで産休中の呉美保監督の母子の写真を公開。「じーっと、息子に見つめられるたびに、親としてのとてつもない責任を感じるとともに、わが子をぎゅーっと抱きしめずにはいられなくなります。恐らくこの気持ちこそが、今の私にとっての幸せなのかなと。この映画を見てくださった方が、それぞれの幸せについて考えを巡らせていただけたらうれしいです」というメッセージも寄せられ、2人は「早く会いたいですね」と声をそろえ祝福していた。
「きみはいい子」は、中脇初枝さんの坪田譲治文学賞を受賞した同名小説を映画化。まじだが決断力に欠ける新米小学校教師、親に暴力を振るわれていたトラウマで娘にも手をあげてしまう母親、認知症の初期症状が出始めた独居老人が、日々の生活の中で苦悩しながらもささやかな幸せを見いだし、新たな一歩を踏み出していく。6月27日から全国で公開される。
(C)2015「きみはいい子」製作委員会
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