八千草薫、企画から参加の主演映画「ゆずり葉の頃」を自賛「こんな素晴らしい映画になるとは」
2015年5月23日 15:10

[映画.com ニュース] 故岡本喜八監督夫人で、プロデューサーとして支えてきた岡本みね子さんが旧姓の「中みね子」名義で初監督に挑んだ「ゆずり葉の頃」が5月23日、東京・神保町の岩波ホールで公開された。中監督は、主演の八千草薫、風間トオル、岸部一徳、六平直政とともに舞台挨拶。満場のスタートに「胸がいっぱいです。皆の力でここまできました。映画はお客さんがいて完成します。この映画が大海に出ていくことを祈り、皆さんも温かく見守ってください」と声を震わせた。
数年前に出演を打診され、企画段階から参加した八千草も「初日に見ていただく興奮でワクワクしていますし、喜んでいただけるかなとドキドキしています」と笑顔。軽井沢のロケでは天候に恵まれなかったそうだが、「どうなるかなと思ったけれど、画面に映るととてもきれい。いろんな意味で手作りの映画で、とても詩的。音楽も素晴らしいし、こんな素晴らしい映画になるとは思っていませんでした。映画になるのかなあというくらい心配でした」と本音を漏らすと、会場は温かな笑いに包まれた。
中監督も、「できたことが奇跡。どうしてできちゃったのかなあと、八千草さんと話していた」と納得の表情。そして、「天上から師匠(八千草の夫の谷口千吉監督)、喜八さんら亡くなった仲間たちは、やっちゃったらしようがないって言ってくれていると思う」としみじみ話していた。
「ゆずり葉の頃」は、少女の頃い思いを寄せていた男性が国際的な画家になっていたことを知った主人公の市子が個展を見るために軽井沢へ赴き、思いがけない出会いを通して人生や親子関係を振り返っていく人間賛歌。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!!
【全部無料の神企画】最強映画フェスで自分を劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー