米国人監督が沖縄の近現代史を見つめるドキュメンタリー「沖縄 うりずんの雨」予告編
2015年5月12日 07:00

[映画.com ニュース] 沖縄の近現代の歴史をアメリカ人監督の視点から追ったドキュメンタリー「沖縄 うりずんの雨」が、70年目の沖縄慰霊の日(6月23日)に合わせ6月20日に公開することが決定し、このほど予告編がお披露目された。
4人に1人の住民が命を落とした1945年の沖縄戦。ジャン・ユンカーマン監督が、同じ戦場で向き合った元米兵と元日本兵、そして沖縄住民に取材を重ね、米公文書館所蔵の米軍による記録映像を交えて、沖縄地上戦の実情に迫り、不屈の戦いを続けている沖縄の人々の尊厳を映し出す。
予告編では、沖縄戦を経験した人々や基地問題についてのインタビューやアーカイブ映像を紹介。戦後70年、私たちは沖縄のことを、どれくらい知っているのだろう?と問いかける内容となっている。
「沖縄 うりずんの雨」は6月20日、東京・岩波ホール、沖縄桜坂劇場ほか全国順次公開。
(C)2015 SIGLO
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