新星・堀田真由、仲里依紗の妹役で女優デビュー!
2015年5月4日 04:00

[映画.com ニュース] アミューズオーディションフェス2014でWOWOWドラマ賞を受賞した堀田真由が、仲里依紗が主演するWOWOW連続ドラマW「テミスの求刑」で女優デビューを果たすことが明らかになった。
17歳になったばかりの堀田は、滋賀県出身。今作では、仲扮する主人公・平川星利菜の妹で、高校3年生の穂乃果を演じた。所属事務所の先輩である仲と共演を果たしたことで、「周囲のキャストの皆さん、スタッフの皆さんに気配りができるところにすごく尊敬しますし、いつでも明るく笑顔で振舞っていてすごいなあって。つらい部分を見せないところも含め、主役ってこういう事なんだなと思いました」と大きな収穫を手にした。
同オーディションを受けるきっかけとなったのは、成島出監督による2部作「ソロモンの偽証」にある。芸能活動を始める前、主人公・藤野涼子役のオーディションを受け、滋賀から単身で上京。東京・東大泉にある東映東京撮影所での合宿に参加したが、「周りはテレビに出ていらっしゃる人たちばかり。すごいところに来てしまったと思ったのですが、同世代の役者からもらう刺激は大きかったです。落ちてしまったという結果を知って、初めて悔しいという気持ちが沸いてきました」。
完成した「ソロモンの偽証」を劇場で見たが、「その時は悔しいという思いはありませんでした。結果が全て。その結果があったからこそ、『テミスの求刑』にも出られたわけですから」と、どこまでも前向きだ。アミューズオーディションフェスのことは母から知らされたそうで、「5年ぶりにあるみたいだよって。1次審査が書類ではなくて直接面接だと聞いて、名古屋会場で受けたんです」とはにかんでみせる。
「テミスの求刑」では、仲をはじめ岸谷五朗、杉本哲太らベテラン俳優陣との共演以外にも新たな気づきを得た。「お芝居だけではなくて、現場って人間形成もされますね。挨拶はもちろん重要ですし、皆さんとのお芝居以外の場でのコミュニケーションの大切さも身に染みました。ひとつの作品をつくるために、本当に多くの方が携わってくださることに感謝してやらないといけないなと、改めて思いました」。
女優という表現者として興味のあるジャンルは映画だといい、「地方に行って青春ロードムービーみたいなものに出演してみたいんです。近畿と東京しか行ったことがないので、地方ロケにあこがれます!」と初々しい面持ちで語る。いつか一緒に仕事をしてみたいのは女優の井上真央、「るろうに剣心」の大友啓史監督だと明かし、「個性的で、今までにいなかったような、新しい風を吹かせられるような女優さんになりたいです!」と瞳を輝かせた。
WOWOW連続ドラマW「テミスの求刑」は、5月10日から毎週日曜全4話で放送(第1話は無料放送)。
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