キャスリーン・ケネディ「スター・ウォーズ フォースの覚醒」上映時間は「平均的な長さ」
2015年5月3日 05:00
[映画.com ニュース] J・J・エイブラムス監督がメガホンをとった「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でプロデューサーを務めるキャスリーン・ケネディと新ヒロインのデイジー・リドリーがこのほど、同作のキックオフミーティングに出席するために来日し、映画.comのインタビューに応じた。
2人は、4月16~19日(現地時間)に米ロサンゼルスのアナハイム・コンベンション・センターで行われた、「スター・ウォーズ」の公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」にも参加。初日のパネルディスカッションでは特報第2弾が初公開され、場内に駆けつけたファン約5500人を熱狂させた。
ケネディは、「私にとってもああいう経験は初めてでした。登壇した時の地鳴りのように響き渡る声援、本当にすごかったわ。ビックリしました」と振り返る。さらに、「とにかくみんなが『スター・ウォーズ』を愛していて、情熱があふれていて、さらにファミリー全員で楽しんでいるということが最高だったわね」とニッコリ。リドリーも、「私たち(オスカー・アイザック&ジョン・ボヤーガ)は前半、楽屋で見守っていて、あの地鳴りは聞いていたから、登壇してからの10秒くらいは頭の中が真っ白だったわ。30分くらい壇上にいたんですが、映像に出てくる惑星がジャクーだって事実や、新しいことが発表されるたびにすごい熱気でしょう? ビックリしたわ」と目を輝かせる。
今作の進行状況については、4月30日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたキックオフミーティングで「(編集の)ファーストカットができた段階で、これからCGなどビジュアル的なものを入れていくところ」と説明したばかりのケネディ。本編の尺に関しては「まだ予想がつかないけれど、他の作品と変わらない平均的な長さのものになるはず。そんなに長いものにはならないわ」と、本サイトにだけヒントを明かしてくれた。
また今夏8月には、ギャレス・エドワーズ監督によるシリーズ初のスピンオフ作品「スター・ウォーズ ローグ・ワン」がクランクインする。ヒロイン役としてフェリシティ・ジョーンズ(「博士と彼女のセオリー」)の出演だけが発表されているが、米バラエティではベン・メンデルソーンや英俳優リズ・アーメッドの参戦が報じられた。ケネディは、「出演を発表しているのはジョーンズだけよ。ほかのは、あくまでも噂レベル。撮影期間は3~4カ月になるはずだと思います」と語るにとどめた。
今作のエイブラムス監督、「ローグ・ワン」のエドワーズ監督、「エピソード8」のライアン・ジョンソン監督、スピンオフ第2弾のジョシュ・トランク監督までは決まっているが、2019年公開の「エピソード9」については一切の詳細が伏せられている。ケネディは、「まだ決まっていないわ。でも、これから考えていかなきゃいけないことではあるのですが、いまはライアンが『エピソード8』のストーリーを練っている段階なので、それを見てから『誰がいいんじゃないか』という新たな発想が生まれてくると思います。このシリーズは、とにかく新しいフィルムメーカーがプロジェクトに参加するなかで、お互いが助け合うんです。非常に仲間意識が強いことに驚かされます」と笑顔で話を締めくくった。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は、12月18日から全国で公開。
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