“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン、「悪党に粛清を」で初来日決定!
2015年5月1日 10:00

[映画.com ニュース] 6月27日から全国公開される「悪党に粛清を」で主演を務めるマッツ・ミケルセンが、5月に初来日することがわかった。11日からプロモーション活動を行い、12日には日本最速上映会の舞台挨拶に登壇する予定だ。
ミケルセンは「偽りなき者」(2012)でカンヌ映画祭の最優秀男優賞を受賞した、デンマークを代表する俳優。「007 カジノ・ロワイヤル」(06)で悪役ル・シッフルを好演して国際的な知名度をあげ、10年には母国の映画界へ貢献したとしてデンマーク女王マルグレーテ2世からナイトの称号を授与された。さらに13年から放送が始まったアメリカのテレビドラマ・シリーズ「ハンニバル」では、人食い殺人鬼ハンニバル・レクターを鮮烈に演じ、“ファンニバル”と称される熱狂的なファンを持つほどの人気を得ている。
「悪党に粛清を」は、14年のカンヌ映画祭に正式出品されたウエスタンノワール。1870年代、元兵士のジョン(ミケルセン)は敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立った。そこで事業を軌道に乗せて妻子を呼び寄せるが、喜びも束の間、目の前で妻子を殺されてしまう。ジョンは怒りのあまり犯人を射殺。しかし殺した相手が一帯を仕切る悪名高いデラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だったことから、ジョンはデラルーの怒りを買い、否応なしに戦いに巻き込まれていく。
ミケルセンは壮絶な復しゅう劇が繰り広げられる本作について「古典的なジレンマに興味を覚えた。越えてはならない線を越えたら人間はどうなるか。新約聖書の教えの1つは『右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出しなさい』というもの。でも旧約聖書では報復も認められているし、人間の心にはどうしても復しゅうの念が湧いてしまう。そこで問われるのは個人が裁くのか、法に裁いてもらうのかということ。『悪党に粛清を』ではこの問いを扱っているんだ」と語っている。
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