B・ウィルソン描く「ラブ&マーシー」、ビーチ・ボーイズの名曲にのせた特報完成
2015年5月1日 14:00

[映画.com ニュース]米ロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」の元リーダー、ブライアン・ウィルソンの半生を描く「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」の特報動画が、このほど完成した。同バンドの名曲「サーフィン・U.S.A.」「アイ・ゲット・アラウンド」にのせ、天才と称されたウィルソンの栄光と、知られざる苦悩、孤独が切り取られている。
「ツリー・オブ・ライフ」「それでも夜は明ける」のプロデューサー、ビル・ポーラッドが初めてメガホンをとり、ウィルソンの半生を本人公認のもと初映画化。ポール・ダノが1960年代、ジョン・キューザックが1980年代のウィルソンをそれぞれ演じ、エリザベス・バンクス、ポール・ジアマッティらが共演する。
60年代の米カリフォルニアで、人気の絶頂にあったザ・ビーチ・ボーイズ。しかし、新たな音楽を求めるブライアンは、新作へのプレッシャーからアルコールとドラッグへ依存してしまう。それから20年あまり、低迷していたブライアンに再び希望の光をもたらしたのは、美しく聡明な女性メリンダとの出会いだった。
特報では、「最高のアルバムを作る。新しい音楽のアイデアが山ほどあるんだ」といい、晴れやかな笑顔で名盤「ペット・サウンズ」の制作にあたるウィルソンをとらえている。一方で、低迷する80年代のウィルソンが、メリンダに「自分を取り戻して」とはげまされる姿を映し出している。
また、オリジナルトートバッグ付きの前売り鑑賞券(1400円)が、東京・角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマほかで5月2日から数量限定販売される。「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」は、8月1日から全国で公開。
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