ウィル・スミス「フォーカス」撮影前に「もう興行成績は気にしない!」と決意
2015年4月27日 14:00

[映画.com ニュース] ウィル・スミスが天才詐欺師に扮するクライムサスペンス「フォーカス」が、5月1日から全国で公開される。本作に出演した経緯や、撮影前に訪れた心境の変化などについて、スミスが語った。
本作のメガホンをとったグレン・フィカーラ&ジョン・レクアが監督した「ラブ・アゲイン」(2011)が大好きだというスミスは、「グレンとジョンが新しい脚本に取り組んでいると聞いて、僕がハマるならどんな役でもいいからぜひ出たいと思った」と出演のきっかけを明かす。しかし撮影が行われた2013年秋、スミスの俳優人生の中である転機が訪れていた。
2013年5月に、息子のジェイデン・スミスと7年ぶりの共演を果たした「アフター・アース」が全米公開。しかし公開週の週末興行成績が予想を大きく下回る結果となったことで、スミスの心には大きな変化が起きていた。「『アフター・アース』の失敗後、僕の心の中で何かが壊れたんだ。“僕はまだ生きているのか。たとえ興行収入が1位でなくても僕はまだ僕なんだ。いや待てよ、まだ他の映画の出演が決まっているじゃないか”と思ったんだ」。そして「フォーカス」の撮影に入ったときには、興行成績のプレッシャーから解放されたという。「『フォーカス』の興行成績が1位でも10位でも気にしないようにすると決めたことが、大きな救いとなったんだ。僕は今まで一緒に仕事をした人々との出会いから、おそらく望んだすべてを既に手にしているんだよ」と振り返る。
その後、「フォーカス」は2015年2月27日に全米公開され、初登場1位を獲得した。スミスは自身が演じたニッキーについて「彼は詐欺師というより人間行動科学家なんだ」と形容。そして「脚本を読んでみると、コメディやドラマ、心理描写などが見事に融合していると思った。ひとりのキャラクターに要求される行動の幅が広かったんだ。俳優として、僕はそのチャレンジに大いに触発されたよ」と語った。
視線(フォーカス)を盗むテクニックで相手の注意をそらし、隙が生まれた瞬間に“仕事”をする天才詐欺師、ニッキー(ウィル・スミス)とジェス(マーゴット・ロビー)が世界の大富豪を巻き込みながら、だまし合いを繰り広げるさまを描く。
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