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白波瀬海来、青春捧げた主演映画公開に笑顔「高2の夏休み全部使った」

2015年4月26日 15:00

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主演映画が公開となった白波瀬海来
主演映画が公開となった白波瀬海来

[映画.com ニュース] 白波瀬海来(しらはせ・かいら)が初主演を務めた映画「セシウムと少女」が4月25日、東京・ユジク阿佐ヶ谷で公開初日を迎え、白波瀬をはじめ、金野美穂川津祐介なんきん飯田孝男才谷遼監督が同館で舞台挨拶に立った。

福島での原発事故を扱った今作について白波瀬は、「台本の内容がめちゃくちゃ難しくて、理解するのにすごく時間がかかった。撮影していてもまだわからず、公開してやっと内容を理解した感じですね」と苦笑い。しかし一方で、「この映画は、高校2年生の夏休み全部使ったので、すごく濃い夏休みになった。撮影自体が初めてだったので、すごくいい経験になった」と、青春を捧げた貴重な作品の公開に満面の笑みを見せた。

白波瀬と同い年の金野も、「私も3回見てやっとわかったかな(笑)」と本音を漏らし、「原発のお話だけど、楽しい場面もたくさんある。受け入れやすい内容になっているので、たくさんの人に見てほしいです」と出来栄えに自信を覗かせた。また、「(白波瀬演じる)ミミちゃんと歌って踊るシーンが多かった。2人で水着みたいな衣装で撮影してCGでアニメーションが入る予定だった場面が、そのままの衣装で使われた。見どころです(笑)」と茶目っ気たっぷりにアピールした。

アニメーションの挿入や、静止画を繋げたコマ撮りなど、ユニークな手法で製作された今作。メガホンをとった才谷監督は、大学在学中に故岡本喜八監督に弟子入りし、東京・阿佐ヶ谷にある劇場「ラピュタ阿佐ヶ谷」館主を務めながら、62歳で監督デビューを果たした。「3.11以降少し発言しなくてはいけないのかなと。海来ちゃんがオーディションに来てからは、アイドル映画のつもりで撮っていました(笑)」とおどけながらも、白波瀬の「3.11のことをこの作品でもう一度思い出して、復興に向けて頑張りましょう」との挨拶に感慨深げな面持ちを浮かべた。

17歳のミミ(白波瀬)はある日、雷に打たれたことをきっかけに7人の神々と出会う。見るからにくたびれた神々の力を借りつつ、祖母の大事にしていた九官鳥を探すため、祖母の青春時代へとタイムスリップする。1940年代の阿佐ヶ谷を舞台に、現代の日本が抱える様々な社会問題を浮き彫りにする。

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