ゴジラの世界観を再現した新宿のホテルに映画.comが潜入! 「ゴジラルーム」徹底解説
2015年4月11日 13:00
[映画.com ニュース] 日本が世界に誇る怪獣映画の金字塔「ゴジラ」をモチーフにした日本初のコンセプトルーム「ゴジラルーム」に、映画.comが潜入しました! 4月24日、東京・新宿の歌舞伎町にオープンする高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」の1室に誕生した、ファン垂涎の“ゴジラづくしの部屋”の秘密に迫ります。
ホテル最上階(30階)の廊下で木目調の扉が並ぶなか、角の部屋に待ち構えているのは、ひときわ目立つ真っ黒な扉。ただならぬ雰囲気をかもし出しながら、来る者をゴジラの世界へといざないます。扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは床一面に広がる架空都市の画。ゴジラの襲来を思わせる、炎と煙に巻かれたビル街に自ずとテンションが高まります。
期待が高まったところで、次に待ち構えているのは、入り口近くに鎮座する全長約180センチのゴジラ像! 1994年「ゴジラVSスペースゴジラ」、95年「ゴジラVSデストロイア」の両作で使用された型を修復して造形したもの。スーツ(着ぐるみ)の大きさを、実際のスケールで堪能できます。もちろん、自由に触ることができるので、たっぷりゴジラを独占できます。
部屋は32平米のツインルームで、ゴジラのイメージカラーである黒で統一されています。質感にも徹底的にこだわり、壁や絨毯はゴジラの皮膚をイメージしているそうです。ベッドの枕側の壁には、ゴジラの巨大な手のオブジェが配されています。
室内のショーケースには、54年公開作「ゴジラ」の劇中で、ゴジラを倒した最終兵器「オキシジェン・デストロイヤー」の原寸大のレプリカも展示されています。さらに、壁には「ゴジラシリーズ」の歴代のポスターがずらり。ポスターを1枚1枚眺めながら、作品の思い出に浸ってみてはいかがでしょう。
また、ホテル限定の「ゴジラグッズ」もファンにはたまらない特典です。アメニティのタオルをはじめ、マグカップ、トートバッグ、リアルに再現されたフィギュアなど、これだけでも泊まる価値のある豪華なグッズがもらえます!
驚きのポイントはまだまだ他にも。ベッドサイドには気になる、ゴジラのマークが記された赤と緑のボタンが設置されています。決して押してはいけない雰囲気が漂っていますが、これは宿泊者だけが楽しめる秘密のボタン。トリックウォールと呼ばれる、ブラックライトを当てるとイラストが浮かび上がる壁紙や、その他さまざまな遊び心ある演出が用意されているのだそう。ちなみに、ベッドルームだけでなくトイレにも仕掛けボタンがあるらしいので、見逃さないよう注意です!
1日2室限定(今後は6室に増やす予定)の「ゴジラビュールーム」は、部屋に足を踏み入れたとたん、窓から見える巨大なゴジラの顔に度肝を抜かれることは間違いありません。
4月17日からは毎日午後7時に「ゴジラヘッド」が“目覚める”ので、要チェック! 光と音の演出に加え、口からミストを出しながらうなり声を上げます。ゴジラに最も近い場所で、その咆哮にしびれてください。
大手映画会社の東宝が完全復活させる「ゴジラ」最新作(2016年夏公開予定)の脚本・総監督を庵野秀明、監督・特技監督を樋口真嗣が務めることが決定され、ますます盛り上がりを見せるゴジラブーム。従来のゴジラファンに加え、新たなファンが増えることも期待できます。誰もが楽しめること間違いなしの「ゴジラルーム」と「ゴジラビュールーム」、ぜひ一度泊まってみてはいかがでしょう。
ホテルグレイスリー新宿の公式サイト(http://gracery.com/shinjuku/godzilla/index.html)で予約受付中。
「ゴジラルーム」1日1室限定(30階)
宿泊料金 :平日 3万9800円
土曜日・祝前日 4万9800円(税金サービス料込)
部屋タイプ:ツインルーム
部屋の広さ:32平米
宿泊料金 :1万5000円~(税金サービス料込)
部屋タイプ:シングルルーム
部屋の広さ:18平米