ベルト・モリゾ没後120周年 印象派の誕生にかかわった女流画家描く映画が6月13日公開
2015年4月8日 07:00

[映画.com ニュース] 19世紀の女性画家ベルト・モリゾの生涯を描いた仏映画「Berthe Morisot(原題)」が邦題「画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密」として6月13日公開する。
印象派の誕生に大きくかかわったモリゾは、エドゥアール・マネの絵のモデルを務め、マネの代表作「バルコニー」「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」で描かれている女性で、モリゾはマネの画風から多くを学んだ。女性の社会的地位が確立していない時代に女性画家のはしりとなった人物としても知られ、映画では巨匠たちとの出会い、「女性」として生きることと「画家」という職業の間でゆらぐモリゾの姿も描く。
ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・ドワイヨン、ブノワ・ジャコー、フィリップ・ガレルなどの撮影監督を務めたカロリーヌ・シャンプティエの長編監督第1作で、シャンプティエは2009年に東京国際映画祭の審査員を努め、諏訪敦彦の「H story」「不完全なふたり」、河瀬直美「七夜待」などの撮影も手がけ、日本ともゆかりが深い。主役ベルト・モリゾをマリーヌ・デルテリム、マネをマリック・ジディが演じる。
パリ16区のサロンに出品していたベルト・モリゾは、ルーヴル美術館で姉と摸写をしている時、既に美術界では名をなしていたマネと会い、モデルを依頼され、アトリエに通うことになる。女性は家庭に入るものという時代、画家を目指すモリゾは数々の苦悩を乗り越えていく。
「画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密」は6月13日から、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。
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