遠藤憲一が四肢を失った男を熱演する問題作「木屋町DARUMA」の予告編が完成

2015年4月8日 08:00


予告編が公開された遠藤憲一主演の「木屋町DARUMA」
予告編が公開された遠藤憲一主演の「木屋町DARUMA」

[映画.com ニュース] 遠藤憲一が四肢を失った男の壮絶な生きざまを演じる問題作「木屋町DARUMA」の予告編を、映画.comが独占先行入手した。

原作は、裏社会系のライターとして活動する丸野裕行氏が12年にApp Storeでアプリとして発表した小説。過激で危険な内容のため、大手を含め複数の出版社から刊行を断られ続けたという問題作だ。ある事件で四肢を失った勝浦茂雄は、ハンデのある体で債務者の家に乗り込み、嫌がらせをして借金を回収するという捨て身の取り立て稼業で生計を立てていた。そんな勝浦の世話を命じられた坂本は、勝浦が四肢を失った事件に疑問を感じ、過去を調べ始め、ある真実を知ってしまう。

男気あふれる強面な役や、心優しい父性愛をもつ役など幅広い役柄で活躍し、CMや映画予告編のナレーターとしても知られる遠藤が、ハンディキャップを抱え、悲哀を背負った男・勝浦を熱演。予告編では舞台となる京都の街並みのなかで繰り広げられる、裏社会の壮絶な人間模様を描かれている。その中で、精神的にも肉体的にも強靭であろうとし、這いつくばってでも生き続けようとする勝浦を、鬼気迫る様子で演じている遠藤の姿を確認することができる。

勝浦の手足となって支える男・坂本には三浦誠己が扮し、寺島進木村祐一武田梨奈らが共演。「捨てがたき人々」でも人間の欲や業を描いた榊英雄監督が、メガホンをとった。2015年公開。

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(C)2014「木屋町DARUMA」製作委員会

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