元ヤクザの“ジジイ”が振り込め詐欺を撃退!?「龍三と七人の子分たち」防犯ポスター公開
2015年4月7日 05:00

[映画.com ニュース]北野武監督にとって17作目となる新作「龍三と七人の子分たち」のポスタービジュアルを活用した、愛知県警察の防犯ポスターが公開された。
本作の冒頭では、元ヤクザの組長・龍三(藤竜也)が、家族の留守中に息子の名をかたった振り込め詐欺にひっかかるシーンが描かれる。愛知県警が振り込め詐欺の防止に力を入れているため、本作のポスターを使用して防犯活動を行うことになった。愛知県警の担当者は「この防犯ポスターを通じて、一件でも振り込め詐欺被害を減らしたい」と語っており、同ポスターは4月8日から順次、愛知県内45カ所の警察署および管轄の交番などで約1000枚が掲出される。
北野武監督作品が警察でのキャンペーンに起用されるのは今回が初めて。北野監督は「撮影場所として、名古屋市を中心に愛知県の皆さんには、ずいぶんとご協力いただいた。その上、愛知県警察に活用されるとは、ありがたいこった」とコメントを寄せている。
本作は、ヤクザを引退して金も居場所もなくなり、息子の家で毎日くすぶった生活を送っていた龍三が、詐欺で人々をだます若者たちを成敗しようと、“若頭のマサ”(近藤正臣)ら昔の仲間7人を呼び寄せて世直しに立ち上がるさまをコメディタッチで描く。
「龍三と七人の子分たち」は4月25日から全国で公開。
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