モヒカン姿で登場の松田龍平、怖いものは「顔くらいの大きさのガ」
2015年4月4日 13:35

[映画.com ニュース] いがらしみきお氏の人気漫画を実写化した「ジヌよさらば かむろば村へ」が4月4日、全国133スクリーンで公開初日を迎え、東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に主演の松田龍平、共演の阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキ監督が出席した。
松田と松尾監督が「恋の門」以来約10年ぶりにタッグを組んだ本作は、お金恐怖症の元銀行マン・武晴が、お金を見ない生活を目指して東北の寒村に移り住み、個性的な村人たちと騒動を巻き起こす姿を描いた。武晴を演じた松田は新作「モヒカン故郷に帰る」を撮影中のためモヒカン姿で登場し、「無事初日を迎えることができてとても幸せです」と感無量の様子だった。
主人公・武晴の「お金恐怖症」にちなみ、「怖いもの、苦手なものは?」と質問が寄せられると、松田は「ガですね。夜の撮影とかで、でかいライトの前で待っているときに、顔くらいの大きさのガがごつごつ当たって来て、その時は死ぬかと思った」と告白。しかし松尾監督が「顔ぐらいのガはいなかったと思うよ」と指摘すると、松田は「違う現場の話でした」と訂正し、会場の笑いをさらっていた。
一方で松尾監督は、お気に入りのシーンについて「三谷幸喜さんの写真の前でワサワサしているシーンが個人的には好き。あれ、まったくいらないですからね(笑)」と振り返る。さらに女子高生・青葉に扮した二階堂は、オファー当時は海外留学中だったが、脚本を読み出演を即決したそうで「『少年ジャンプ』の後ろ側にあるお色気マンガみたいな立ち位置になれる気がして、今までになくていいなと、ぜひできたらいいなと思いました。さらけ出したつもりです」と演技の出来に自信満々。これには松尾監督も「パンチラに拍手が起きたのは映画史上初めてなんじゃないかな」と称賛していた。
また壇上では、武晴が物々交換で生計を立てることになぞらえた「わらしべ長者キャンペーン」の結果発表が行われた。松田と松尾監督が舞台挨拶に赴いた先々で、劇場スタッフと物々交換するリレー企画で、劇中の田んぼから収穫した米を携え2月20日にスタート。新宿ピカデリーでは、この日までに入手した広島の宮島しゃもじと劇場観賞チケットが交換され、松田は「願ったりかなったりですね」とほほ笑んだ。
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