有村架純主演「ビリギャル」劇中歌は現役タワレコ店員Sakuの新曲!
2015年4月1日 21:10
[映画.com ニュース] 人気若手女優の有村架純が主演する「映画 ビリギャル」の劇中歌が、現役のタワーレコード店員で新人ミュージシャンのSaku(サク)が歌う新曲「START ME UP」に決定した。
発行部数が65万部を突破した、坪田信貴氏の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を映画化。劇中歌「START ME UP」は、主人公さやかの力強く夢に立ち向かう姿勢を後押しするように、「新しいあたしすきですか?」とエモーショナルに歌い上げる高揚感抜群なギターロックだ。
Sakuはタワーレコード渋谷店スタッフとして働く22歳で、「映画を見て共感するところがたくさんあり、タワレコバイトをしながらミュージシャンデビューを夢見た日々を思い出して5回も泣いてしまいました」と起用された喜びもひとしおの様子。4月29日にインディーズでのファーストアルバム「FIGHT LIKE A GIRL」をリリースすることがすでに決まっていたが、このほど映画劇中歌を表題曲としたメジャーデビューシングル「START ME UP」が、同日発売されることが決定した。インディーズとメジャーの2作品同時発売で異例のデビューを飾る事になった。
学年ビリの成績ながら慶應義塾大学現役合格を目指す主人公を演じた有村は、「私とSakuさんは偶然にも年が同じで、お互い道は違えども、頑張りたいと思う気持ちにすごく似ているものを感じました」といい、劇中歌によって「私自身この映画により親近感を覚えました」と語る。「この曲はきっと皆さんの耳に残る曲で、そして聴いた方の背中を押してくれる作品だと思います。Sakuさんの人柄も表れている優しい歌なので、劇中でも注目して聞いてみてください!」とコメントを寄せた。
土井裕泰監督(「いま、会いにゆきます」「ハナミズキ」がメガホンでをとり、「テルマエ・ロマエII」の橋本裕志が脚本を担当。有村をはじめ、伊藤淳史、吉田羊、田中哲司、安田顕、野村周平が共演する。人気ロックバンド「サンボマスター」が、主題歌「可能性」を書き下ろした。5月1日から全国で公開。