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“雨男”桐山漣、哀川翔のスター性にあこがれの眼差し

2015年3月25日 22:30

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桐山漣と佐々部清監督
桐山漣と佐々部清監督

[映画.com ニュース]佐々部清監督の最新作で、群馬県太田市合併10周年記念映画「群青色の、とおり道」が3月25日、島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭の特別招待作品として上映された。佐々部監督と主演の桐山漣は、沖縄・那覇の桜坂劇場で舞台挨拶に出席した。

佐々部監督にとっては、助監督時代に崔洋一監督作「Aサインデイズ」の撮影で訪れて以来、約30年ぶりの沖縄訪問となったそうだが「せっかく群青色のアロハを用意したのに、昼から寒くて。漣が雨男なもので」とぼやき節。さらに、この日の午後に宜野湾の沖縄コンベンションセンターで行われた、オープニングセレモニーでのレッドカーペットに触れ「僕たちが歩くときは雨が降っていたのに、哀川翔さんが出てきたら雨が止んだ。やっぱりスターは違う」と明かすと、桐山は「僕も雨を降らさないように頑張ります!」と表情を緩め、哀川に対しあこがれの眼差(まなざ)しを浮かべていた。

今作は、ミュージシャンを目指して上京した主人公が10年ぶりに帰郷し、生まれ育った街で自分を支えてくれていた人々や自分自身と真剣に向きあっていく姿を描いた青春音楽映画。本編中で、桐山はギターの弾き語りを披露するが「練習しましたね。ギターを1カ月くらい。監督に見せに行ったら、『OK! じゃあ飲もう』って、サビの前で止められてしまったんです」と明かした。すると佐々部監督は、「うちのマンションは安普請でして、でかい声で歌われたら迷惑するんですよ」とジョークでかわし、客席の笑いを誘っていた。

映画は、群馬県で3月28日から先行公開され、6月下旬から全国公開。島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭は、3月29日まで。

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