リーアム・ニーソン主演「誘拐の掟」新ポスター＆胸が熱くなる予告編公開

米作家ローレンス・ブロック氏の小説マット・スカダー・シリーズの10作目「獣たちの墓」の映画化で、米ニューヨークを舞台に、暗い過去を持つ元敏腕刑事マット・スカダーと連続猟奇殺人鬼との戦いを描く。スカダーは妻を誘拐され殺されたという男性から犯人探しの依頼を受けるが、犯人は身代金を奪い、人質を変わり果てた姿で返すという猟奇殺人鬼だった。そんななか新たに少女が誘拐され、スカダーは犯人との交渉を始める。

予告編では、ニーソン演じる元刑事スカダーが過去に犯した過ちの一部が映し出されるほか、「さあゲームを始めよう」という犯人の猟奇的なセリフとともに、これまでの残忍な犯行が少しずつ明るみになる。少女の命を救うため、次第に捜査に没頭していくニーソンの演技が胸を熱くさせる映像に仕上がった。さらに、タイトルコールは「ヱヴァンゲリヲン」シリーズの綾波レイの声などで知られる林原めぐみが担当している。

ニーソンは「スカダーが本を飛び出して目の前に出てくるとしたら、その大半は僕だろう」と語っており、スカダーを自らのはまり役と感じている様子。現在62歳の名優が見せる迫真の演技に期待が高まる。

メガホンをとるのは「ルックアウト　見張り」のスコット・フランク監督。「ナイト ミュージアム　エジプト王の秘密」などハリウッド作品での活躍も目覚しい英俳優ダン・スティーブンス、人気オーディション番組「The X Factor USA」出身のラッパー“アストロ”ことブライアン・ブラッドリー、今作が映画初出演となるダニエル・ローズ・ラッセルが共演する。

「誘拐の掟」は、5月30日から全国公開。「リーアム“ヨロシク！” 手ぬぐい」（数量限定）の特典付き特別鑑賞券が1400円（税込み）で発売中。