生駒里奈、初主演映画「コープスパーティー」クランクイン！

2015年3月17日 05:00

［映画.com ニュース］　アイドルグループ「乃木坂46」と「AKB48」を兼任する生駒里奈が映画初主演を飾る「コープスパーティー」が3月14日、静岡・熱海でクランクインした。撮影2日目となる16日、生駒をはじめ、共演者の池岡亮介、前田希美、メガホンをとる山田雅史監督が、撮影の様子や意気込みを語った。

廃校を舞台に繰り広げられる人気ホラーアドベンチャーゲームを実写映画化する本作で主演を飾る生駒は、「思った以上に難しくて。でもチャレンジしてよかったなと思えたので、この作品をどんどんもっとよくしたいなあと思いました」と心境を明かす。生駒が扮する女子高生の直美は、池岡演じる幼なじみの哲志に思いを寄せる役どころだが、「できなかった良い青春をここでおくれているな」とニッコリ。前日に撮影された手をつなぐシーンでは、「握手会以外で、初めて男性と手をつなぐので、どうしようかと」と戸惑いもあったようだ。

乃木坂46のメンバー、若月佑美や伊藤万理華、秋元真夏からセリフの覚え方についてアドバイスを受けたと言い、「スマホに自分の声と相手の声を録音して、聴きながら覚えるということを、若月も真夏もやっていて。私もやろうと思ったのですが、逆に難しくて」と苦労した様子。「でも、経験者がいっぱいいる乃木坂だから、どうしようという不安な気持ちを、佑美ちゃんも慰めてくれて。すごく頑張ろうと思いました」と、メンバーに励まされていることをうかがわせた。

ホラー映画ということでグロテスクなシーンも多いようだが、「（観客として）見ていたら怖いなって思うんですけど、作っている側で見ていると、こういう風に作っているのだと発見があり楽しく思いました」と語る生駒。「勝手なイメージで血のりはくさいのかなと思っていたんですけど、ちょっとだけ良い匂いがして、『あ、こんな感じなんだ』ってかぎながら、床にベターって付けて演じていました」と裏話を披露した。

そんな生駒について、池岡は「初めてお会いした時の印象は、すごい緊張なさっていたのか、ずっと顔を赤らめていて、なかなか目も合わせてくれなかった。それが、お芝居が入るとガラッと印象が変わりました」と称える。山田監督も「頑張って色々とやってくれています。言ったことに対して非常に素直に反応してくれるので、信頼して最後までいきたいと思います」と決意を語った。

また、公開日が8月1日に決定したほか、生駒、池岡、前田とともに作品を彩るキャストが発表された。原宿発がけっぷちボーイズグループ「BEE SHUFFLE」のJUNをはじめ、映画「日々ロック」「神さまの言うとおり」の喜多陽子、出身地・福岡のドラマ「博多ステイハングリー」シリーズで話題になり、グラビアでも活躍中の美紗玲奈、今年ミュージカル「テニスの王子様」に出演する諒太郎、子役出身で声優としても活動する松浦愛弓というフレッシュな顔ぶれがそろう。その他にも、映画「交渉人　the movie」やテレビドラマ「学校のカイダン」の俳優・金山一彦が共演する。

映画「コープスパーティー」は、8月1日から東京・シネ･リーブル池袋ほか全国で順次公開。劇場公開と同時にニコニコ生放送での配信もスタートする。撮影現場の様子を生中継する「こちら『コープスパーティー』の現場です！」は、3月18日午後5時～19日午前0時にニコニコ生放送で配信（http://live.nicovideo.jp/watch/lv209999924）。