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山田孝之が“へ理屈”をこねる幻のドラマ「REPLAY&DESTROY」がテレビで復活

2015年2月20日 08:00

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山田孝之が自身こだわりの役を演じる ドラマ「REPLAY&DESTROY」
山田孝之が自身こだわりの役を演じる ドラマ「REPLAY&DESTROY」
(C)R&D運命共同体2015

[映画.com ニュース] 山田孝之主演のオリジナル連続ドラマ「REPLAY&DESTROY」が、4月からTBS・MBS系列の深夜枠で放送されることが決まった。2011年に携帯電話向け番組「au LISMO Channel」で配信されて話題を呼んだ作品が、テレビシリーズとなって復活する。

男3人のシェアハウスを舞台に、映画監督を目指す日本一偉そうなフリーター・横山要と仲間たちが、周囲で起こる出来事や悩める他人に無理やり関わっていき、「へ理屈と無駄話によって何かが変わる瞬間」に立ちあうという物語。現在放送中の「山田孝之の東京都北区赤羽」も話題の山田が主人公の横山を演じ、へ理屈、うんちく、無駄話など、怒とうのしゃべりで相手を自分のペースに引き込み、「生きる哲学」を繰り出すユニークなキャラクターを体現する。携帯ドラマ版同様に、「荒川アンダー ザ ブリッジ」「大人ドロップ」などを手がけてきた飯塚健が監督・脚本を務める。

携帯ドラマ版はソフト化もされておらず、ファンの間では幻の作品としてカルト的人気を博している。横山役に強いこだわりをもつ山田は、飯塚監督とともに発起人となってテレビシリーズの制作をスタートさせ、テレビ局に提案して放送にまでこぎつけた。

山田は「世界のどこへ行ったって、訪れる出来事や会話を交わす人々は半径5メートル以内にある。つまりこの『半径5メートルの哲学』とは、狭い様で地球そのものがスッポリ入ってしまう程の重要な領域だ」と独自の哲学を展開。その上で「横山要が居る場所は、常に彼のチープな哲学に支配されてしまいカオスと化す。しかし、その場所は何故だかとても心地良い」と役への思い入れを語っている。

共演陣の林遣都阿部進之介小林涼子も携帯ドラマ版から続投。横山の同級生役で中村倫也が新たに加わり、ネタ満載の素早いセリフの掛け合いや、この作品ならではの空気感を創出する。

各話には豪華ゲストを迎え、1話完結のストーリーが展開されるが、全話を通して見るとつながっていく仕掛けや伏線も盛り込まれる。

TBSで4月28日から、MBSで26日から放送スタート。「auスマートパス」「auビデオパス」でも配信予定。全8回。

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