杉山愛、女性ならではの視点で「アメリカン・スナイパー」を語る
2015年2月16日 15:20

[映画.com ニュース] 元プロテニスプレイヤーの杉山愛が2月15日、都内で行われた名匠クリント・イーストウッド監督の最新作「アメリカン・スナイパー」の女性限定試写会に出席した。
作品賞をはじめ第87回アカデミー賞6部門にノミネートを果たしたほか、全米で本年度最高のオープニング成績を記録し話題を集めている本作。杉山は、「壮絶で壮大な映画。見終わった時は言葉を発せられないくらい重いものがあった。ただの戦争映画ではなく、友情や家族愛が描かれた作品」と感銘を受けていた。
ミシェル・オバマ米大統領夫人もコメントを寄せるなど、女性層からの支持も厚い。既婚者で今年7月に第1子を出産予定の杉山も、「主人公の奥さんと自分をだぶらせて見た。だんなが戦地に行くという状況は想像できないけれど、行かないでほしいという気持ちがあっても、みんなに期待されているだんなを止めることもできない。おくり出す奥さんの愛情もとてつもなく大きかったと思う」と女性ならではの視点で語った。
過酷な戦場を生き延び帰還した後も、常に心は戦場に置き去りだったカイル。杉山自身も世界中を飛び回り、テニスコートという“戦場”で戦い続けてきたが、「命を取られるわけじゃないので比較にならないけれど、そこに注ぐエネルギーは似たようなものがある。私もテニスでうまくいかないことがあると抜け殻状態になって、自分を取り戻すために1週間くらいかかることもあった」と重ね合わせていた。
また、男子テニスの米メンフィス・オープン決勝進出を決めている錦織圭選手についても触れ、「彼もクリス・カイルのような天才。期待をされながら成果を出し続け、研究され敵が手強くなっても、それをさらに打ち破っていく。それが天才の使命なのかもしれない」としみじみ語った。
「アメリカン・スナイパー」は、2月21日から全国公開
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”ある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー