高山みなみ、大塚明夫らムーミン一家の声優たち、「ムーミン」の魅力を語る
2015年2月15日 10:15

[映画.com ニュース] トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念し、母国フィンランドで製作された長編アニメーション映画「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」が現在公開中だ。日本語吹き替え版には、ムーミン役の高山みなみを筆頭に、1990年代に放送された日本製アニメ「楽しいムーミン一家」で親しまれた声優陣が再結集。高山、大塚明夫、佐久間レイ、小林優子が、久しぶりとなったムーミン作品の感想と、世界中で愛されるムーミンの魅力についてコメントを寄せた。
高山は、テレビCMやプラネタリウムの短編などでムーミンの声を演じる機会はあったものの、本格的なアニメ本編は「楽しいムーミン一家」のテレビシリーズが終了して以来。それだけに、「やっと帰ってきたなあという気持ちになりました」と感無量だ。
自身も幼い頃から、先代の岸田今日子が演じていたアニメ「ムーミン」を見て育ち、その世界観が大好きだったという。グッズを見かければつい手を出してしまい、「私の生活の中にムーミンがどっぷり入ってきてます(笑)。子供もそうかもしれませんが、大人の女性で好きな人が多い気がします。癒やされる感じですね」と顔を綻ばす。

今作は、南仏リビエラに赴いたムーミン一家の冒険を描いている。これまで、ムーミンパパとママはどちらかといえば家で待っていることが多かっただけに、ムーミンパパ役の大塚は「大人の男性はムーミンパパに感情移入できるかなと思っています」と、パパも一緒に冒険に出られたことを楽しんだ。
無邪気でおてんばなミイを演じた佐久間は、「ムーミン谷には多種多様な生き物が存在するけれども、互いに異質なものを排除することなく、無視するでもなく、混在しているんです」と世界観の魅力を分析。「すごく個性的な人もムーミン谷では存在することができて、居場所がきちんとある。居場所があるって、素敵な事なんじゃないかと思います」と話す。
そしてミイの姉・ミムラ役の小林は、ムーミン谷に流れる、ゆったりとした時間に魅力を感じているという。「キャラクターもみんな柔らかい曲線で描かれていて、しゃべりもなんとなくみんな柔らかくって、喧々(けんけん)しゃべる人っていないじゃないですか。ミイは特別ですけどね(笑)。ムーミンの世界に触れると癒やされるんですよね。私も本当に『ムーミン谷で暮らしたい』って、いつも思っています」と続けた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)