女装家・ブルボンヌ、悩める女子の恋愛相談に明るくアドバイス
2015年2月11日 15:00

[映画.com ニュース] 女装パフォーマーでエッセイストのブルボンヌが2月10日、都内で行われた映画「ラブストーリーズ コナーの涙」「ラブストーリーズ エリナーの愛情」の女性限定試写会に出席。同作は、1組のカップルの出会いと別れを、それぞれ男性と女性の目線で描いた意欲作。この日は男性目線の「コナーの涙」が上映され、斎藤靖紀名義でも活動するブルボンヌが、男女双方の視点で恋愛相談に臨んだ。
最初の相談は、「結婚3年目の夫が、もともと口は悪かったがエスカレートし、最近は人格否定をする。精神的に負担なので、離婚したほうがよいか?」という深刻な内容。ブルボンヌは、相手が暴言の自覚がない可能性を指摘したうえで「マツコ・デラックスさんとかを見ればわかるけど、言っていることはひどいことだが、その後のケアがすごい。色々言い合いになることは仕方なくて、そのケアが大事。このままだと私、傷だらけだよって言ってあげないと」と呼びかけた。
さらに、「女性ホルモンはどうやったら増やせる? いつまでたっても増えません」という相談も寄せられ、ブルボンヌは人間関係や気分が最もホルモン分泌に影響を与えると説明した。そして「(相談者は)女性的なうるおいが欠けていて、パサパサ感を感じているのかしら」と分析し、「女性的な作業をガンガンしてほしい。アロマたいてみたり、ブリブリし過ぎ、みたいなことをしてみるのもいいと思うわよ」とアドバイスに徹した。
そのほかにも、「8年間元カレが忘れられない」「どうしたら結婚できるか」「彼氏がほしいのに、結婚している男しか寄ってこない」といった相談があったが、ブルボンヌは自らの体験談や観察を交えて明るく回答。夜遅い時間にも関わらず会場に集った女性客は、皆一様に納得の表情だった。
また、映画については「2つの視点の面白さがあるけれど、実は同じシーンでもセリフや衣装が違う」と解説。「女の人の覚えている記憶と男の人が覚えている記憶の違いを表すため、服とかセリフを変えて映像化している。本当に珍しい作品」とその魅力を語っていた。「ラブストーリーズ コナーの涙」「ラブストーリーズ エリナーの愛情」は、2月14日から東京・ヒューマンストラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
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