R・ウィザースプーン主演「グッド・ライ」公開日決定&ポスター公開!
2015年2月1日 10:30

[映画.com ニュース]アカデミー賞女優リース・ウィザースプーンが主演を務める「グッド・ライ いちばん優しい嘘」の公開日が4月17日に決定し、合わせてポスター画像が公開された。
1983年、スーダンの内戦で両親の命と住む家を奪われ、“ロストボーイズ”と呼ばれた数万人の子どもたちの実話を基に映画化した。00年にアメリカとスーダンは、難民キャンプで育った3600人の若者を全米各地に移住させる計画を実施。職業紹介所で働くキャリー(ウィザースプーン)は、電話も見たことがない若者たちを就職させるという高い壁に挑む。最初はイラつくキャリーだが、若者たちの成長を見守るうちに友情が芽生え、自らの生き方も変化していく。「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞しているロン・ハワードが製作を手がけ、フィリップ・ファラルドー監督がメガホンをとった。
ハワードは「米国は移民の国であり、この話は米国人が歩んできた歴史そのものだ。笑いがあって非常にエモーショナルなストーリー、そして私たちが知らなかった世界の事実を知ることができるんだ」と製作の意義を明かす。ファラルドー監督も「世界の見方はいくらでもあるし、僕らのものがすべてではない。自分以外の世界にいる“他人”を人生に迎え入れるのは大きな賭けだ。でも賭ける価値のあるギャンブルだよ。この映画のテーマはそんなところにあるんだ」と物語の本質を語っている。
主演のウィザースプーンは「私が演じたキャリーは都会によくいる独りで生きてきたタイプの人間なの。それが突然、ロストボーイズたちの面倒を見ることになる。当然最初は彼らを理解できないんだけど、次第に彼らの人生に引き込まれ、彼女の心は開かれていくの。これは2つの異なる世界が出会う話なのよ。どれも豊かで実りのある経験になったわ」とコメントを寄せている。
このほど公開されたポスター画像は、希望にあふれた強いまなざしで遠くを見つめるキャリーと、自由を手に入れ、笑顔を弾けさせているロストボーイズたちが印象的な仕上がりとなっている。4月17日から東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
関連ニュース





