35周年「映画ドラえもん」、田中裕二＆観月ありさ＆市村正親が声優に！

(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015

［映画.com ニュース］　35周年を迎える劇場版「ドラえもん」の最新作「映画ドラえもん　のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」のゲスト声優として、「爆笑問題」の田中裕二、観月ありさ、市村正親が出演していることがわかった。ドラえもんやのび太が、滅亡の危機に瀕した星々を救うため、本物のヒーローとなって戦うストーリーの今作で、3人は宇宙海賊のメンバーを演じている。

田中は、ズル賢い宇宙海賊の参謀・ハイドの声を担当。「モンスターズ・インク」シリーズなど声優経験は豊富なものの、「いまだに慣れないというか、苦手でもあるのですが、今まで演じてきたキャラクターと今回演じるハイドが、違ったキャラクターになればと思います」と話している。

今作で声優初挑戦となる観月は、気性が荒い女海賊・メーバを演じる。喜びもひとしおの様子で、「国民的アニメに、声優初挑戦となる私が出演させていただけて光栄です。ゲスト声優のお話をいただいたときはうれしくて、すぐにやります！　と言ってしまいました」と振り返っている。

ベールに包まれている宇宙海賊の首領・イカーロスに息吹を注ぐのが、市村。「声だけではなく、常に演じる役の心をしっかりと表現することを心がけています」と明かし、「今回ゲスト声優を務めるということで、『一緒に映画を見に行くのが楽しみ』と自分の息子が言ってくれているのも嬉しいです」と喜んでいる。

また「ドラえもん映画祭2015」が、3月6日まで東京・千代田区の神保町シアターで開催中。映画35周年を記念し、「映画ドラえもん のび太の恐竜」（1980）から「映画ドラえもん　新・のび太の大魔境　ペコと5人の探検隊」（2014）までの全作品を上映する。「映画ドラえもん　のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」は、3月7日から全国公開。