橋本愛主演「ワンダフルワールドエンド」ベルリン映画祭ジェネレーション部門に出品決定
2015年1月17日 15:30

[映画.com ニュース]橋本愛と蒼波純がダブル主演を飾った「ワンダフルワールドエンド」が1月17日、東京・新宿武蔵野館で公開初日を迎え、橋本と蒼波をはじめ稲葉友、音楽を手がけた大森靖子、松居大悟監督が舞台挨拶に立った。
本作はベルリン国際映画祭のジェネレーション14プラスコンペティション部門に正式出品されることが決定した。松居監督は「あるホテルに映画祭のディレクターがいると聞き、チェックアウトの時間を見はからって(本作の)DVDを渡した」と努力を明かし、成就を喜んだ。一方で、橋本は主演作「リトル・フォレスト 冬・春」も同映画祭に正式招待されており、浮かれる松居監督を尻目に「これを機に、日本全国に見てもらえないと話にならない。まず見てもらえるように計画を立てようと思っています」と冷静に展望を話していた。
ジェネレーション14プラス部門は、14~17歳の観客を対象とするため、蒼波は「(物語が)難しいんじゃないかな」とやや悲観的。稲葉も「松居監督と2人で盛り上がったんですけど、周りは意外とその話で盛り上がることもなく……。橋本さんのおっしゃる通り、2人ではしゃいでいたなと思い、深く深く反省しております」と頭をかいていた。
映画は、松居監督が橋本と蒼波を主演に迎えて制作した、大森の楽曲「ミッドナイト清純異性交遊」「君と映画」のミュージックビデオを映画として再構築した意欲作。松居監督は、橋本について「今までの映画は、キレイでツンとして、頭のいい感じ。それとは違うものも描きたいと思っていた」といい、ゴスロリ衣装で熱演したことに対しては「自撮なんかも追及して、すごいかわいく映っていた」と称賛した。
キャスティング当初は小学6年生だった蒼波について松居監督は「小6のあどけなさを、今切り取らなきゃという感じでした」と振り返る。橋本も「自分が近づくことによって、(蒼波に)変な影響が出ちゃうとイヤだなと思って結構ビビっていた」とその無垢な魅力に感嘆し、「でも、そう思うのがおこがましいくらい、自分の存在が確立されている方だった」と絶賛していた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント