「アップルシード アルファ」スタッフが語るハリウッドクラスのCG映像の秘密
2015年1月9日 13:40

[映画.com ニュース]「攻殻機動隊」などで知られる士郎正宗氏の人気コミックを、最新CG技術でアニメ映画化した「アップルシード アルファ」の特別メイキング映像を、映画.comが入手した。
世界大戦後の荒廃したニューヨークを舞台に、女性兵士デュナンと戦闘サイボーグ「ブリアレオス」が、高いテクノロジーを残した理想都市オリュンポスを中心に展開される人類再生計画に巻き込まれていくさまを描く。
特別メイキング映像には、スタッフやボイスキャストの貴重なインタビューを収録。「アップルシード」シリーズ第1作「APPLESEED アップルシード」、第2作「エクスマキナ」に続きメガホンをとった荒牧伸志監督は、「技術的な進歩もすごくあったし、スタジオとして新しく何にチャレンジするかといった時に、今こそ『アップルシード』を新しい切り口で作るべきなんじゃないかと思った。今回は、新しいチームと新しいルックで、作品を『アップルシード』として完全にリブートする」と意気込む。企画・製作を手がけたトニー・石塚氏も「物語の新たな出発点という意味で『アップルシード アルファ』というタイトルにした」とタイトルに込めた意図を明かした。
同作の大きなみどころは、「タイタニック(1997)」「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が絶賛する、最新CG技術を駆使したスピード感のあるリアルな映像。特別メイキング映像でも、肉体の動きだけではなく顔の表情まで取り込む“フェイシャル・キャプチャー”の制作過程を確認できる。さらにブリアレオス役のボイスキャストを務めた諏訪部順一の「いわゆるアニメーションの作品に声をあてるというよりは、実写の作品に洋画の吹き替えみたいな感じでセリフを紡いでいくというイメージが強かった」という言葉からも、ハリウッド大作クラスの技術の高さがうかがえる。
「アップルシード アルファ」は、1月17日から全国公開。
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