問題作「荒野の千鳥足」「SCUM」来年2月BD&DVD発売 「美しき冒険旅行」も初BD化
2014年12月30日 04:00

[映画.com ニュース]“世界のどす黒い危険な闇映画”として今年日本初上陸した問題作「荒野の千鳥足」(1971)、「SCUM スカム」(79)が国内で初めてブルーレイ&DVD化され、2015年2月4日に発売されることがわかった。あわせて、「荒野の千鳥足」と同じくオーストラリアを舞台にしたニコラス・ローグ監督の傑作「美しき冒険旅行」(71)も、HDニューマスター版で初ブルーレイ化され、DVDとともに同日発売される。
「荒野の千鳥足」は、「ランボー」のテッド・コッチェフ監督、「ハロウィン」のドナルド・プレザンス主演で、ビール、博打、狩猟によって破滅へと駆り立てられる男を描いたバイオレンス映画。アラン・クラーク監督作「SCUM スカム」は、70年代末の英少年院で横行していた暴力的支配システムの実態を暴く。
今回、「荒野の千鳥足」は「痛飲エディション」、「SCUM スカム」は「拷問エディション」としてリリース。それぞれ、監督やキャストによるインタビューや音声解説をはじめ、ABCテレビによる素材発見やレストア作業についての番組(「荒野の千鳥足」)、放送禁止・検閲版予告編(「SCUM スカム」)などの映像特典が収録される。
また、「美しき冒険旅行」は、未開の地にやってきた白人姉弟とオーストラリア原住民の少年の交流を映し出す。同時発売となるブルーレイ&DVDは、ジェニー・アガターらのインタビューが収められる。
「荒野の千鳥足」「SCUM スカム」「美しき冒険旅行」のブルーレイ&DVDは、15年2月4日に発売開始。ブルーレイは4800円(税別)、DVDは3800円(税別)。
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