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ケン・ローチ最新作の主演俳優バリー・ウォード、日本の学生映画祭に飛び入りしご機嫌

2014年12月12日 14:20

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学生と触れ合ったバリー・ウォード
学生と触れ合ったバリー・ウォード

[映画.com ニュース] 英国の名匠ケン・ローチ監督の最新作「ジミー、野を駆ける伝説」が12月11日、日本大学芸術学部(東京・練馬区)の学生が主催する映画祭「ワーカーズ2014 はたらくを考える7日間」の前夜祭で上映され、来日中の主演俳優バリー・ウォードがティーチインに臨んだ。

市井の人々を見つめ続け、特に実体験を基にした労働者階級に温かいまな差しを注ぐ作風に定評のあるローチ監督。主演に抜てきされたウォードは、「僕はダブリン郊外の出身で、労働者階級の出だけれど、どちらかといえばシティボーイ。だから、数週間前にロケ地入りして家々を回って農業の手伝いをしたんだ。だんだん手がゴツゴツしてきて慣れてきたけれど、やっぱり1年を通して農作業をしている人とは筋肉の付き方が違ったね」とおどけてみせた。

観客の学生からは、カンヌ映画祭のパルムドールを獲得した2006年「麦の穂をゆらす風」との関連性を指摘する質問も。「テーマ的に絡んでいることはないけれど、オープニングを見れば続編的な意味合いはあると思う」と説明した。

リード自身も日本で映画を学ぶ学生たちに興味津々で、「ケンの映画を見たことがある人はいるのかい?」、「この映画祭は他にどんな映画を上映するの?」と逆質問する場面も。かつての恋人とのダンスシーンについて聞かれると、「それがこの映画で表現したかったこと。いい指摘だね。でも僕はダンスが本当に苦手で、ガッカリさせるかもしれないけれど、あの時はステップを間違えちゃいけないことだけを考えていて、ヒヤヒヤだったんだ」とご機嫌で明かしていた。

ジミー、野を駆ける伝説」は、主人公のジミーがアイルランド内戦後に米国から10年ぶりに帰国。自由と喜びにあふれた人生の意義を問いかけ、閉鎖的な村の人たちの心を解放していく姿を描く。来年1月17日に全国公開される。

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