上白石萌音、初主演舞台で「大人に反抗する姿を見せる」と意気込み語る
2014年12月10日 19:10

[映画.com ニュース]「舞妓はレディ」の主演に抜てきされ注目を集めた若手女優・上白石萌音が12月10日、東京・シアタートラムで行われた初主演舞台「みえない雲」の公開リハーサル後、脚本・演出の瀬戸山美咲とともに会見した。
いつも笑顔の絶えないイメージの上白石が、今作では原子力発電所の事故で混乱する西ドイツの町で強く生きる、14歳の少女ヤンナ・ベルタを演じる。今回の役柄について、「私は今まで大人の人に反抗したことがなかったんですが、今回演じるヤンナは、すごく自分の意思を持っていて、相手が誰であれちゃんと意思を伝えられる女の子。演じることを通して少しでもいいところを取り入れられたら」といい、応援してくれているという家族にも「私が大人に反抗する新たな一面を見てもらえるんじゃないかな(笑)」とほくそ笑んだ。
「そもそも普段あまり怒ることがない」という上白石に、瀬戸山は「怒らないけど、ものすごく気は強いんじゃないかな(笑)。すごく自分の意思を持っている。それを芝居で一気に出すので、相手がタジタジになることも結構ありました」と若き才能を絶賛した。また、「舞妓はレディ」の周防正行監督も来場予定と明かした上白石は、「聞くと緊張しちゃうので、来る日を言わないでもらっています。終演後にお会いしたいです」と目を輝かせた。
上白石にとって飛躍の年となった今年を振り返り、「(時間が過ぎるのが)本当に早かった。去年の12月が一昨日みたい」と真顔で言うと、「ひとつひとつの出会いに本当に感謝です。こうやって与えられたチャンスをしっかり、お芝居の中で生きて駆け抜けられたらいいと思う。今年最後のお仕事として一歩一歩踏ん張れたらなと思います」と最後まで全力を尽くすことを誓った。
チェルノブイリ原発事故から生み出されたドイツの小説に、日本の小学生がひきつけられることから始まる物語。現在の視点を織り交ぜながら、西ドイツの町シュリッツで原子力発電所の事故に遭遇し、家族や住む場所を失い、さまよい続ける少女ヤンナ・ベルタの姿を描く。舞台「みえない雲」は12月10~16日、東京・三軒茶屋シアタートラムで全11公演。
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