「24」クロエ役女優が来日! ジャック日本版声優と掛け合い披露
2014年12月9日 17:45
[映画.com ニュース]海外ドラマブームの火付け役「24 TWENTY FOUR」シリーズの続編、「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」のDVD&ブルーレイ発売・レンタル開始を記念し12月9日、長年に渡り主人公ジャック・バウアーの相棒を演じてきた米女優メアリー・リン・ライスカブが7年ぶりの来日を果たし、都内で会見した。
この日は、バウアーの日本版声優を務めている小山力也が花束プレゼンターとして登場し、日本のファンにはおなじみの声で「クロエ!」と呼びかけた。これにはライスカブも、「ジャック! 私だってベストを尽くしているわ!」とクロエになりきって返答。お互いアドリブのかみ合わない掛け合いを披露し、報道陣の笑いを誘った。
ストーリーがリアルタイムで進行する斬新な構成と、スリリングな展開が話題を呼んだ同オリジナルシリーズ2010年のシーズン8で終了したが、4年の歳月を経て全12話のミニシリーズ「24 リブ・アナザー・デイ」として復活した。舞台を英ロンドンに移し、指名手配犯となり潜伏しているバウアーと、ハッカー集団に属しているクロエ・オブライエン。バウアーのもとに米大統領の暗殺計画が進行中という機密情報がもたらされ、追われる身でありながらも暗殺を阻止するために奔走する1日を描く。
「このシリーズに戻って来られて本当に興奮しているわ!」と語るライスカブは、「シーズン8が終わって、2年目までは再開を待っていたわ。でも4年が経って『これはもうないんじゃないか』と思っていたら(オファーの)電話がかかってきて、ショックを受けたの。次に撮影地はロンドンだって聞いて、さらにクロエのキャラクターがダークになると聞いてまたショックを受けたわ」と嬉しそうに語った。
ライスカブは、主演のキーファー・サザーランドについて「彼は本当にエキサイトしていたわ。空白の4年間で準備万端という感じ。彼は私たちに『昔以上にいいものにしなければならない』と言っていて、本当に情熱を傾けていたの」と告白。それでも、「撮影が始まれば家族のような感じで、昔からの雰囲気がすぐに戻ってきたわ」と現場の雰囲気を明かした。
また、自らと役どころの共通点について「社交的でないところは似ているわ(笑)」と語ったライスカブだが、ドラマ内で華麗にコンピューターを操る演技については「実は私はコンピューターが苦手なの。でも私はいい女優だから、演技でカバーよ」と茶目っ気たっぷりにフォローしていた。
「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」DVD&ブルーレイは、15年3月4日から発売・レンタル開始。現在ゲオにて先行レンタル中。