AV女優演じたハマカワフミエ、役作りは「DMM.comやX Videosで研究」と告白
2014年12月7日 14:45

[映画.com ニュース] 永山絢斗主演でアダルトビデオ業界の実態に迫ったWOWOWの連続ドラマW「モザイクジャパン」のDVD発売イベントが12月6日、東京・タワーレコード渋谷店で行われ、ヒロイン役を務めたハマカワフミエをはじめ、共演の黒木桃子、神崎沙織、立石純子、水田伸生監督が出席した。
アダルトビデオ制作プロダクションに乗っ取られた田舎街を舞台に、深い人間心理や社会問題、「モザイクの向こうに何があるのか」を映し出した社会派エンタテインメント作品。「謝罪の王様」の水田監督が演出も手がけ、水田監督とドラマ「Mother」「Woman」でタッグを組んできた坂元裕二氏が脚本を担当した。
ハマカワを含め、AV女優役を演じた主要キャストが大胆なヌードに挑戦。ハマカワは役作りについて「DMM.comやX Videosで研究しました」といい、「(以前は)下北沢とかの小劇場でお芝居をしていて、下着姿で100人くらいの前に出たり、襲われて脱がされるとかはあったので、(ヌードに対して)抵抗としては薄い方だった」とあっけらかんと告白した。
水田監督は、本作が性産業に迫る内容だけに「こう見えても文化庁から文部大臣賞をもらっているんですが、これ取り消しになるんじゃないかと思った」と述懐。それでも、「(脚本の)坂本さんからモザイクとは安倍政権がアベノミクスを盾に本質を裏側に隠しているんじゃないか、日本の特色のあるシステムをエンタテインメントとして描きたいんだと力説されて、一生懸命、真剣に撮りました」と矜持をのぞかせた。
さらに、撮影現場を「意気込みが強い人が集まって、現場も裸の付き合いというか、ものすごい団結力があった」と胸を張る。さらに「助監督も、意図的に女性を入れた」と明かし、「男性よりも女性の方がはっきりしている。『(使用する)バイブどうしますか、これ! 大きいの、太いの、短いの!』」とギリギリトークで会場を盛り上げた。
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