太田光、笑顔で「ジブリ高畑派」を強調
2014年12月1日 20:00
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[映画.com ニュース]お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光が12月1日、都内で行われた「かぐや姫の物語」のDVD&ブルーレイ発売記念イベントに出席、スタジオジブリ・プロデューサー見習いの川上量生氏と対談した。
同作の特命コピーライターに任命された太田は、先月スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと対談し、「あゝ無情」のキャッチコピーを考案。当日の模様を「後日、相談して決めようという話だったんで、その場でコピーを決めるつもりじゃなかった」と振り返り、「しかも『あゝ無情』というのは俺が言ったわけじゃない。(鈴木プロデューサーの誘導回答だったので)自分で作ればいいじゃないかと思った」と暴露した。
同作は来年の米アカデミー賞長編アニメーション部門のノミネート資格がある20作品の1本として発表されているが、太田は「それはもちろんいいこと。ただ、ノミネートされていますということを、一番のセールスポイントにするのはあまりにも高畑勲に失礼。日本人の普通の客が感動しているんだから、それでいいじゃないですか」と忠言。さらに“世界に通用する”という言葉に苦言を呈し、「僕なんか落語が好きだけど、日本語がわからないやつは誰もわからない。立川談志の落語のすごさを、外人にわかってたまるかと思うし、わからせたいとも思わない」と持論を展開した。
太田自身は「ジブリで言うと高畑派」だそうで、「宮崎さんはあまりにもすごいけど、高畑さんのほうが先輩でツートップでここまで来た人だから、もうちょっと高畑さんの評価が上がってもいいんじゃないかな」と説明。「僕がバッシングしたところでどうこうなる問題じゃないから、安心して悪口を言える」とほほ笑んだ。
「かぐや姫の物語」はスタジオジブリの高畑勲監督が約14年ぶりに手がけた最新作。日本最古の物語「竹取物語」を題材に、かぐや姫の犯した罪と罰を描き出す。DVD&ブルーレイは12月3日発売。
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