ブラピ×L・ラーマン「フューリー」師弟コンビのキャラビジュアル公開
2014年11月21日 13:30

[映画.com ニュース] 1台の戦車でドイツ軍300人に立ち向かう5人の米軍兵士を描いた戦争アクション「フューリー」から、先日プロモーションで来日した“師弟”コンビ、ブラッド・ピット扮する隊長“ウォーダディー”と、ローガン・ラーマン演じる新兵ノーマン・エリソンのキャラクタービジュアルがお披露目された。
ピットが演じた“ウォーダディー”ことドン・コリアー軍曹は、数多くの戦場を生き抜いてきたベテラン兵士であり、「FURY(激しい怒り)」と名付けられた戦車の指揮官。一方のラーマン扮するノーマンは、軍事訓練をほとんど受けていないにも関わらず、ウォーダディーの部下に配され、戦車の副操縦手として前線に立たされるというキャラクターだ。メガホンをとったデビッド・エアー監督は、「ノーマンとウォーダディーのやり取りがストーリーの中心だ。戦地を舞台としているだけで、本来は父と子の物語だ」と、師弟関係を超えた親子のような絆が軸になっていることを明かしている。
リアリティを徹底的に追及し、史実にもとづく第2次世界大戦末期の過酷な戦況や、命を賭けて戦う男たちの心情を描き出したエアー監督は、「戦場をともにした兵士たちの家族的なつながりを描くと同時に、ひとりの少年の成長物語だ」とも語る。重要な役割を担ったラーマンは、「(ピットから)学んだことは言葉で表せるものではないんだ。今回の出演で、僕が次の作品で見せる演技のレベルを引き上げることになった」と、自身の成長を実感している。
深遠な人間模様と極限のスペクタクルを融合させたストーリーやキャラクターにほれ込んだピットは、主演だけでなく製作総指揮も務めた。ピットたっての希望で“師弟”コンビとして来日を果たしたラーマンのほか、シャイア・ラブーフ、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサルが共演する。11月28日から、東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。
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