ドニー・イェンと「るろ剣」スタントチームによるアクション「スペシャルID」公開
2014年11月15日 09:00

[映画.com ニュース]「イップ・マン 葉問」シリーズで世界的人気を誇るドニー・イェン6年ぶりのアクション主演作「スペシャルID 特殊身分」の公開が、2015年2月に決定した。「るろうに剣心」シリーズでアクション監督を務めた谷垣健治とスタントチームがスタントコーディネーターを務めている。
イェンにとって本作品は、「SPL 狼よ静かに死ね」「導火線 FRASHPOINT」に続く現代アクション3部作と位置づけされており、MMA(総合格闘技)の要素を取り入れたリアルアクションを目指して製作された。香港でヤクザ組織に潜入捜査する主人公ロンが、中国本土の女刑事と手を組んで事件を解決していく物語。
当初はイェンとジャッキー・チェンが共演する予定だったが、ジャッキーの出演中止、タン・ピン監督や共演俳優の降板によるトラブルが話題となった。中国国内ではイェンに対するバッシングが起こったが、2013年10月に公開されるや、イェンが久々に“喧嘩上等な”本格アクションを見せていることで、1億5000万元(約25億円)の興行収入をあげる大ヒットを記録している。
主演のイェンはアクション監督を兼ね、「ブラッド・ウェポン」「三国志英傑伝 関羽」などでイェンと共演経験のあるアンディ・オンが兄弟分の敵役を演じる。また、女刑事役を2013年の北京四大美人女優に選ばれたジン・ティエンが演じ、ロナルド・チェン、コリン・チョウ、ケネス・ローといった香港映画おなじみのスターが共演。クラレンス・フォクがメガホンをとり、「グリーン・デスティニー」の名匠ピーター・パウが撮影監督を務める。
「スペシャルID 特殊身分」は2015年2月21日新宿武蔵野館ほか全国公開。
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