トム・ハンクスが短編小説集を出版 テーマは「タイプライター」
2014年11月12日 16:45
[映画.com ニュース] トム・ハンクスが短編小説集を上梓し、作家デビューすることがわかった。出版元の米クノップフ社から正式に発表された。
タイトル未定の同短編集のテーマは「タイプライター」。タイプライター愛好家として知られるハンクスが、1978年から収集してきたさまざまなタイプライターにまつわるストーリーを展開する。ハンクスは、同作について「タイプライターについてというよりも、そのタイプライターで書かれたような小説」とコメントしている。出版時期は未定。
ちなみに、ハンクスはタイプライター風テキストエディタ「Hanx Writer」の開発にも携わり、8月にiPad用アプリとして発売してヒットを記録している。
ハンクスは先頃、名門文芸誌「ニューヨーカー」の10月27日号に初の短編小説「Alan Bean Plus Four」を発表。そちらは、4人の友人同士が、人類で4番目に月面を歩いた米宇宙飛行士アラン・ビーンの名を冠した宇宙カプセルに乗って、月旅行をするという設定のSF短編だ。
ハンクスはこれまで「すべてをあなたに(1996)」と「幸せの教室」の脚本を執筆している。