ニコラス・ウィンディング・レフン監督の新作ホラー、来春クランクイン
2014年11月11日 21:40
[映画.com ニュース] 「ドライヴ」「オンリー・ゴッド」のデンマーク人監督、ニコラス・ウィンディング・レフンが、女性を主人公にした新作ホラー映画「ザ・ネオン・デーモン(The Neon Demon)」を、2015年春にロサンゼルスで撮影することがわかった。
米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、フランスの映画会社ゴーモンとワイルド・バンチが共同配給する。レフン監督は「ある朝、目が覚めると自分は女性に囲まれ、支配されていることに気づいた。そして不思議なことに突如、危険な美しさを題材にしたホラー映画を作りたい欲望が自分のなかに芽生えたんだ」と語り、「『ドライヴ』を撮って以来、ロサンゼルスに強くひかれ、『ザ・ネオン・デーモン』を描くために再び戻るべきだと思っていた」と明かしている。
「ザ・ネオン・デーモン」は、レフン監督とイェール大学を卒業したばかりの新人脚本家メアリー・ロウが共同執筆。「ヴァルハラ・ライジング」「オンリー・ゴッド」でレフン監督と組んだレネ・ボルグルムがプロデュース、「グランド・マスター」のフィリップ・ル・スールが撮影監督を務める。キャストは年内に発表される。
このほかに、レフン監督はロサンゼルスにあるゴーモンのテレビ部門と、エロティックSF「バーバレラ」(1968)のテレビシリーズ企画も準備している。