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監督の登場にファン熱狂!「ホビット 決戦のゆくえ」最速試写会がニュージーランドで開催!

2014年11月10日 13:15

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ピーター・ジャクソン監督とともに、 いち早く完結編を鑑賞した熱烈ホビットファン
ピーター・ジャクソン監督とともに、 いち早く完結編を鑑賞した熱烈ホビットファン
Louise Hatton / Tourism New Zealand

[映画.com ニュース] アドベンチャー超大作「ホビット」シリーズの完結編「ホビット 決戦のゆくえ」の世界最速となる試写会が11月6日(現地時間)、ピーター・ジャクソン監督の出身地ニュージーランド・ウェリントンで開催された。参加したのは、日本を含む全世界から「ホビット・ファン・コンテスト」で選ばれた熱烈ファン75組。ジャクソン監督とのQ&Aセッションも設けられ、会場は興奮に包まれた。

約30カ国から14万人の応募があった「ホビット・ファン・コンテスト」。誰よりも作品を愛するファンとして認められた入賞者が、11月2日から5日間かけて、「ホビット」「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで使われたニュージーランドの北島、南島の“中つ国”ロケ地をめぐり、そのクライマックスとして特別先行試写会に臨んだ。

念願のジャクソン監督との対面、いち早く物語の完結に立ち会えることもあり、ビルボやエルフのコスプレ、上質なスーツで着飾ったファンたちは、到着直後からハイテンション。「映画を見られるのもうれしいけど、ピーター・ジャクソン監督に会えることのほうが楽しみ」という声も聞こえ、入場前の列からは「ホビット!」「ドワーフ!」と歓声が上がった。

予定より10分遅れて、ドワーフのノーリ役ジェド・ブローフィーが入場。「最も理想的なボスで、ニュージーランドが世界に誇るフィルムメーカー」と紹介すると、紅茶のマグカップを片手に裸足でジャクソン監督が現れ、総立ちのファンから盛大な拍手と歓声がわき起こった。最後の仕上げにまい進しているというジャクソン監督は、リラックスした様子で「こうして会えることができてうれしい」と歓迎のメッセージ。これから上映される作品が完成版ではないことを伝え、質問を受け付けた。

アメリカから来たファンはゴラムのモノマネを披露し、「最も印象に残ったロケ地」を質問。ジャクソン監督は、「まるで他の惑星に来たような気持ちにされてくれるんだ」と南島のクイーンズタウンを挙げ、「いつ靴を履くんですか?」というカジュアルな質問に対しても、「首相に会うときか、買い物に行くとき、それとセットにいるときだね」と快く答えた。

また、「ロード・オブ・ザ・リング」で、ボロミア役のショーン・ビーンが頭を抱えるフリをしながら、カンニングペーパーを読んでいたという裏話も披露。原作者のJ・R・R・トールキンに会えたら「まず、謝るね」とジョークを飛ばしつつ、「大軍のバトルについて話し合いたい」という願望を明かした。

ホビット 決戦のゆくえ」の日本公開は12月13日。今回の「ホビット・ファン・コンテスト」の旅の様子は、特設サイト(http://www.tfsn.co/hobbitfanfellowship)で確認できる。

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