柳楽優弥、ヘビーな作品の反動?3日連続打ち上げで「盛り上がってハグした」
2014年11月8日 20:30

[映画.com ニュース]柳楽優弥の4年ぶりとなる映画主演作「最後の命」が11月8日、東京7館で封切られ、柳楽をはじめ、共演の矢野聖人、本作が映画初出演となった比留川游、松本准平監督が東京・新宿バルト9で行われた舞台挨拶に登壇した。
過去のトラウマに苛まれる人々を描く作品ということで、撮影中の会話がなかったと話すキャスト陣。その分打ち上げは盛り上がり、柳楽は「『ようやく話せたね』ってハグなんかしたりして」とニッコリ。松本監督が「その『話したかった』欲が強すぎて、3日連続で打ち上げしたんですよ」と明かすと観客から驚きの声が上がったが、キャスト陣は顔を見合わせ「楽しかったよね」と平然としていた。
原作者の中村文則氏と柳楽に手紙でオファーをしたという松本監督。「本当に大切だと思ったので」と真摯に語ったが、柳楽が「あれ本当に直筆だったんですか?」と横槍を入れると、「字が汚くなかった?(笑)」と困り顔。それでも柳楽を「天才」と称賛し、柳楽も「天才っていい加減な言葉ですよね」と言いながらも「言われて嬉しいですね」とまんざらでもない様子を見せた。
今回の役柄について柳楽は「デビューした頃に演じていたような、原点に近い役。新たなチャレンジでした」と語り、「監督と話して覚悟を決めました。魂を込めてしっかり演じたいとう気持ちになりました」と思い入れの強さを語った。比留川は「柳楽さんに話しかけられていると思って返事をしたら、すごく自然にせりふを言っていただけだった」と役に入り込む柳楽の姿を伝える。柳楽は「全然気が付かなかったです」と驚きを隠せないようだった。
そんな柳楽は「24歳のガキが言うと変に思われるかもしれないですけど」と前置きし、「生きるって楽しいことだけじゃなくて苦しい事もあるなって最近感じる。ふとした瞬間に感じる小さな幸せに鈍感にならずに感じていたい。(本作は)当世代、下の世代の方は特に心に響いてくれると思うし、年上の方たちは温かく見守って頂けたら嬉しいです」と作品をアピールしていた。
芥川賞作家・中村文則氏の同名小説を初めて映像化。幼少期に凄惨な事件に巻き込まれ、その記憶に苛まれながら成長した桂人(柳楽)と冴木(矢野)が再会した夜、桂人の部屋で顔見知りの女が殺される。警察の取り調べを受けた桂人は、冴木が全国指名手配中の容疑者だと刑事から告げられる。
(C)2014 beachwalkers
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