安藤サクラ、実姉が監督の主演作初日に感極まって号泣!
2014年11月8日 17:40

[映画.com ニュース] 俳優・奥田瑛二の長女の安藤桃子監督と実妹・安藤サクラが初タッグを組んだ映画「0.5ミリ」が11月8日、東京・有楽町スバル座で封切られ、安藤監督とサクラ、共演の津川雅彦が初日舞台挨拶に登壇。サクラはマイクを握ると涙をこらえ切れずに号泣し、「超カッコ悪い。やだ。1年半前から今日のことを考えていた。まさかこんなにたくさんの人が来てくださるなんて思わず、緊張の糸がブツンと切れた」と語り、「この映画には生きる力がいっぱい入っている。とても幸せな気持ち」と初日の喜びをかみしめた。
本作エグゼクティブプロデューサーの奥田が司会進行も務め、先日入籍・妊娠が明らかになった愛娘・安藤監督に、「おめでたい。お父さまにもよろしくお伝えください」とジョークで祝福。安藤監督は、家族一丸となっての映画作りを振り返り「気づいたら家族全員が映画人だった。サクラが結婚した相手(柄本佑)も映画人で、その家族も映画人。どんどん家族に映画人が増えてきて、家族で映画を作ることに一度挑戦してみたかった」と語った。
サクラは、「撮影に入る前日はすごく緊張して震えたけれど、現場は毎日楽しくて心地良くて。いち女優としてもいち生物としても贅沢で貴重な時間を過ごした」と充実した撮影を振り返った。津川は、そんなサクラを「すごい女優だなってつくづく思った。何がすごいかっていうと何もしないところ。私は74歳にして何もしないことを目指しているけれど、50年も差があるこの子は20代でそれができちゃってる。脅威でした」と絶賛。そして、「1人は結婚、妊娠。もう1人は緊張のあまり泣く。青春ですよ」と目を細めていた。
「0.5ミリ」は、安藤監督が自身の介護経験をもとに書き下ろした小説の映画化。ある事件をきっかけに仕事を失った介護ヘルパーの山岸サワ(サクラ)が、ワケあり老人たちの家に押しかけ居候しながら生きていく姿を描く。
(C)2013 ZERO PICTURES / REALPRODUCTS
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