本上まなみ、移住先・京都にぞっこん 葉加瀬太郎と魅力語り合う
2014年11月6日 13:15
[映画.com ニュース] 京都府の観光客誘致と地域活性化を目的とした「『もうひとつの京都、行こう。』キャンペーン」ショートムービー完成披露会見が11月6日、都内で行われた。京都在住の女優・本上まなみと、京都・大原で幼少期の多くの時間を過ごしたというバイオリニストの葉加瀬太郎氏が出席し、トークセッションに臨んだ。
京都市内を中心とする「古都」とはひと味違った魅力を持つ地域に焦点を当てる。葉加瀬氏が作曲・演奏を手がけた組曲「もうひとつの京都」にあわせ、本上と岡部尚が主演する3編のショートムービーが製作された。「お茶の京都」編は宇治市をはじめとするお茶所・南部地域の文化に着目。「森の京都」編は中部地域の豊かな自然に目を向け、「海の京都」編では日本海に面し天橋立などを有する北部地域を描く。
昨年4月に京都へ移り住んだという本上は、「子どもに野山を駆け回らせてあげて、自然に触れて刺激になるような育児をしたいと思い、一家で移住しました」とニッコリ。「今回の撮影で、和束町の石寺という京都の景観資産に認定されている場所に初めてうかがった。天のほうにずっと伸びていく茶畑が美しく、心が洗われました」と感慨深げに振り返り、「本当に素晴らしい景色、人々のぬくもり、美味しい食べ物たくさんありますので、(もうひとつの京都に)勇気をもって一歩踏み出していただければ」とアピールした。
壇上では「お茶の京都」編、「森の京都」編、「海の京都」編で使用された楽曲のタイトルを一般公募されることが発表。MCから「『森の京都』編にタイトルをつけるとしたら?」とムチャぶりされた本上が、「センスがないのが露呈する」とタジタジになるひと幕もあった。公募は11月30日までで、12月19日に発表を予定。なお、3編のショートムービーは京都府ホームページなどで配信される。