藤本美貴、夫に愛を伝えるなら「庄司ー！」と叫び返す

加納朋子氏の小説「ささら さや」を原作に、「神様のカルテ」の深川栄洋監督が映画化したヒューマンドラマ。新垣が初の母親役に挑んだ。不思議な町「ささら」に暮らすサヤ（新垣）は、突然の事故で夫ユウタロウ（大泉）を亡くしてしまう。しかし現世に残したサヤと幼い息子が気がかりで成仏しきれないユウタロウは、さまざまな人の体を借りて現れ、サヤを助けていく。

ひと足先に鑑賞した藤本は、「夫婦が一緒にいられることが当たり前ではないと気づき、改めて感謝の気持ちを感じた」としみじみ。庄司も本編を見たそうで、藤本は「妻に感謝する気持ちが生まれたみたいで、見た後に（庄司から）電話がきました。『いい映画だったね、美貴ちゃんに感謝だなと思って電話してみた』って。『そうでしょう』と言っておきました」と笑顔をのぞかせた。

観客から「夫婦円満の秘けつ」を聞かれると、「結婚する前から、連絡をしょっちゅう取る。報告・連絡・相談をマメにするし、家出たよとか帰るよとかも（連絡が）来ます」と回答。芸能界きってのおしどり夫婦は意外にもケンカすることもあるといい、「ケンカが悪いというよりも、爆発しないように小出しにするという意味ではコミュニケーションのひとつ」と持論を展開した。

さらに、仲直りする際には「確実に悪い方が決まっていたら悪い方が（謝罪を）言うけれど、どっちかわからない場合はダンナさんに謝ってもらう」と明かす。「謝ったほうが、いやすいようになりますよ。生活しやすいように、ダンナさんに折れていただく、これをお願いします！」と男性客に呼びかけていた。「トワイライト ささらさや」は、11月8日から全国で公開。