瀧内公美、主演作公開で号泣「小さい頃の夢かなった」
2014年11月1日 17:46

[映画.com ニュース] 笹野高史と瀧内公美がダブル初主演するサイコ・ブラックコメディ映画「グレイトフルデッド」が11月1日、公開初日を迎え、主演の笹野、瀧内と共演の木下ほうか、渡辺奈緒子、内田英治監督が、東京・新宿ミラノ3で行われた舞台挨拶に出席した。
本作がデビュー作で初主演となった瀧内は、挨拶を始めた途端「夢がかなったんだなって」と号泣。「ずっと映画女優になりたかった。小さい頃からの夢だった」という瀧内に、内田監督は、「生意気な野良犬みたいなところが役にピッタリだった」とオーディション当時を振り返りながら称えた。
笹野は、低予算なうえに残虐なシーンや性的なシーンが含まれる本作への出演に「はじめは躊躇した」という。それでも、「オファーは断らないというのが私の信条。家族会議を開きましたよ」と役者魂を見せつけた。瀧内とのラブシーンには「全く興奮しなかった」と明かし、「(自分に)ガッカリしております」とおどけてみせ、会場の笑いを誘った。
同作のプロデューサーを務め、出演も兼ねる木下が「ロケ地の方を怒らせてしまって、撮影できなくなってしまいそうになったことがありまして、土下座しました」と衝撃の告白をすると、笹野の無茶ぶりで土下座を再現することに。その姿に笹野は「偉いっ」とねぎらい、木下は「正直、演技の方が気が楽でした」と本音を吐露していた。
また、スケジュールの都合で欠席した矢部太郎から「観客の皆様にグレイトフルデッドが訪れますように」という謎の手紙が読み上げられると、会場は失笑まじりの気まずい空気に包まれた。
孤独な人間を観察すると趣味を持つ女性ナミ(瀧内)は、孤独死寸前の老人・塩見(笹野)を観察することに熱中していく。しかし塩見の前にボランティアの若く美しい女性スヨンが現れ、「信仰」という救いで塩見の人生を一変させる。幸せそうな姿を見て嫉妬心にかられたナミは、塩見を拉致監禁するという暴挙に出る。
(C)2013「グレイトフルデッド」製作委員会
フォトギャラリー
関連ニュース
水上恒司×木戸大聖×八木莉可子が語る実写化の挑戦 拳に込めた“変化”と座長の愛ある“いじり”【「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」インタビュー】
2025年12月13日 11:00
キリストの生涯を3DCGアニメ化「キング・オブ・キングス」3月公開 英語版声優にケネス・ブラナーら豪華キャスト陣
2025年12月12日 10:00
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ