「くるみ割り人形」主演の有村架純、キティちゃんの生誕40周年をお祝い
2014年10月29日 20:00

[映画.com ニュース]女優の有村架純が10月29日、東京・六本木ヒルズで開催中の第27回東京国際映画祭特別招待作品「くるみ割り人形」の上映記念イベントに出席した。主人公・クララの声を務めた有村は、「人形たちに命が宿る姿を見て、うれしくなりました」と感激しきり。同作はキティちゃん生誕40周年記念作で、有村も11月1日に誕生日を迎えるキティちゃんを祝福していた。
大切なくるみ割り人形をネズミの大群をさらわれた少女クララは、迷い込んだ人形の国で、人形とネズミの戦いに巻き込まれ、くるみ割り人形に隠された悲しい秘密を知る。サンリオが1979年に製作したコマ撮りアニメーションを新作として“リ・クリエイト”したミュージカル・ファンタジーで、デジタル化したオリジナルのネガフィルムに色彩処理や全く異なる編集を施し、新撮カットやアニメーションパートも加えた上で3D映像化した。
イベントには有村をはじめ、クララが運命の出会いを果たす若き将校役の松坂桃李、市村正親、藤井隆、安蘭けい、板野友美ら声優陣と、監督の増田セバスチャンが出席し、「3Dなのでとても迫力があって、世界観に入り込めた」(有村)、「3Dはもちろん、人形のいとおしく温かな動きに、作り手の愛を感じました」(松坂)と魅力を語っていた。
また、6月下旬に早期の胃がんと診断され、療養していた市村はこの日、復帰後初めて一般観客の前に立ち「変な役は全部、僕のところに来る(笑)」と人形の国で怪しげなギターを弾く不思議なお婆さん、クララに愛の尊さを説く時計職人など1人4役に挑んだアフレコを振り返り、回復ぶりをアピールしていた。
きゃりーぱみゅぱみゅの美術演出も手がける世界的アートディレクターの増田は、「クリエーターの大先輩が生み出した作品に、まさか自分が手を加えるなんて。すごくプレッシャーを感じましたが、過去のすばらしい作品を現代の皆さんに見てもらい、未来に伝えられればと全身全霊で頑張りました。カラフルな世界にどっぷり浸ってもらえれば」と監督デビューに胸を張った。
第27回東京国際映画祭は六本木ヒルズをメイン会場に10月31日まで開催。「くるみ割り人形」は11月29日から公開される。
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