沖田修一監督、最新作「滝を見にいく」出演“7人のおばちゃん”の珍アピールにタジタジ
2014年10月27日 20:21

[映画.com ニュース]第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に選出された沖田修一監督の「滝を見にいく」が、10月27日TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、沖田監督と出演の根岸遙子、安澤千草、荻野百合子、桐原三枝、川田久美子、徳納敬子、渡辺道子が舞台挨拶に登壇した。
「南極料理人」「横道世之介」の沖田監督の最新作。「幻の滝を見に行くツアー」に参加し、道中で迷子になってしまった“7人のおばちゃんたち”が繰り広げるサバイバルをコメディタッチで描いた。主要キャスト全員をオーディションで選出し、演技経験のない一般人を含むユニークな経歴の女性たちが、おばちゃんたちを個性豊かに演じる。
「40歳以上の女性・経験問わず」という条件で見事抜てきされた7人だが、登壇陣は口々に「選ばれた時は本当に私でいいんですかと正直思いました」(根岸)、「試写を2回見たが、自分が出ているので客観的になれず、面白いのかなんだかわからない」(安澤)、「穴があったら入りたい。自分が画面に出ると『見ないで』って隠したい気持ち」(荻野)、「(自分の演技で)のぼり調子の沖田監督の名を汚さないかだけが心配」(桐原)、「周りを見ると誰もガッツポーズしていなかった」(川田)と控えめかつ自虐的なコメント。これには沖田監督もタジタジで、大汗をかきながら「皆さん、出たくてオーディションを受けられたんですよね?」と戸惑っていた。
その一方で、今年80歳を迎えた徳納が「エキストラくらいの役だと思っていたら、(選ばれて)『やったー!』でした」と喜びを語り、続く渡辺も「素直に喜びました。自分のなかでは奇跡的幸運」と話すと、沖田監督もようやく安どの表情。さらに、徳納は「試写を見て自分の演技への感想は」と聞かれ、「なんと紅葉がきれいなんだろう! 皆に見せたいと思いました」とマイペースに語り、客席の爆笑をさらっていた。
「滝を見にいく」は、11月22日から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。なお、第27回東京国際映画祭は10月31日まで開催。
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