過激描写が話題のアクションドラマ「ストライクバック」を主演俳優が語る
2014年10月25日 15:40

[映画.com ニュース] 「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」で主役に抜てきされたオーストラリア出身の肉体派サリバン・ステイプルトンが、注目を集めるきっかけとなったアクションドラマ「ストライクバック」について語った。
同作は、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の製作で知られる全米ケーブル局HBOが、アクション、バイオレンス、エロスの「視聴者に最も受ける要素」を前面に押し出し、15歳未満鑑賞禁止の過激描写で人気を博しているミリタリーアクション。ステイプルトンは、世界を破壊しようとするテロリストに挑む極秘部隊「セクション20」の隊員で、女性に目がない元米デルタ・フォースのダミアンを演じ、ほぼ毎エピソードでセクシーな濡れ場を披露している。
ステイプルトンは、「出演を決めた時、どれくらい激しいセックスシーンになるか知らされていなかった。しかも、そういうシーンはほとんど自分だということも知らなかったんだよ」と言う。そして、「お袋がパソコンを使い慣れている人でね、シリーズに関してあれこれ検索していたみたいなんだ。それで『ずいぶんセックスシーンが多いのね。軍人たちの話じゃなかったっけ?』と言われたよ。これは率直に答えないといけないなと思って、『セックスシーンはほとんど僕なんだ』と返事した。お袋とそんな話はしたくなかったけど、仕方ないな。何も知らずに、お袋とおばあちゃんが一緒にドラマを見るなんてことになるよりはましだ」とジョーク混じりに振り返っている。
同作では、映画的規模のコンバットアクションも注目のポイント。ステイプルトンほか、ダミアンの相棒マイケル役のフィリップ・ウィンチェスターらメインキャストは、数カ月に及ぶ軍事訓練を受け撮影に臨んでいるほどだ。「武器訓練は楽しかったよ。銃を撃ったり、射撃場へ行ったり、タクティカルトレーニングに取り組んだりした。子どもの頃によくやる遊びに似ている。俺は昔から軍人役に憧れがあるんだ」というステイプルトンは、「子どもの頃『バンド・オブ・ブラザース』や『プラトーン』をよく見たりしていたが、このシリーズは今の情勢を反映したストーリーラインだからさらにいい」と、「ストライクバック」のリアリティにも言及した。
本シリーズをきっかけに、俳優として大きな飛躍を果たしたステイプルトン。「これは夢なんじゃないか?って、頬をつねることがある」と心情を打ち明ける。
「工事現場で働く男たちを見ると特にね。自分も工事現場で何年もやってきたから。ここまで本当に長い道のりだった。あとは撮影現場でグリップ(撮影機材設置等)の仕事もしてきた。このシリーズが始まるまでの数年間はグリップと工事現場と芝居を行ったり来たりだったね。まあ、仲間には恵まれていたから、役者の仕事がなくなったら、また故郷へ帰ってそうした仕事をやるのかもしれないけど、今は芝居のほうがようやく上手くいきだしている気がするんだ。気持ちがいいものだね」
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