映画館がライブハウスに!? 「日々ロック」爆音ライブにロックファン300人熱狂!
2014年10月22日 21:30

[映画.com ニュース] 榎屋克優氏の人気漫画を実写映画化した「日々ロック」の完成披露試写会が10月22日、東京・新宿ピカデリーで行われ、舞台挨拶に主演の野村周平をはじめ共演の二階堂ふみ、前野朋哉、「黒猫チェルシー」の岡本啓佑、「The SALOVERS」の古舘佑太郎、蛭子能収、竹中直人、入江悠監督が出席。この日、劇中のバンド「ザ・ロックンロール・ブラザーズ」に扮した野村、前野、岡本による一夜限りのミニライブが開催され、ライブハウスさながらに演出された同館に集った約300人のロックファンを熱狂させた。
ほぼ全裸でギターをかき鳴らす主人公・日々沼拓郎を演じた野村は、ライブを終えて「汚いものを見せてしまいましたが、一生懸命やりました」と息を切らしながら挨拶。可憐だが酒癖が悪く暴力的という破天荒ヒロイン・宇田川咲を熱演した二階堂は「素晴らしいライブで、コーラス歌ってって言われていたのに、歌うのすっかり忘れていました」とニッコリ。竹中は「入江監督の大ファンだったので、再び入江監督に呼んでもらえて嬉しかったです。最高の映画でした」と目を細めた。
また、壇上では10月21日が誕生日の蛭子と岡本にサプライズでバースデーケーキをプレゼント。「この映画にはそんなに出ているとは思えないけど、宣伝シーンになるとかつがれる。ちょっと不満を持っています」と話していた蛭子だったが、二階堂にケーキを食べさせてもらうと「さっき言ったこと、取り消します」と前言撤回し、会場の笑いをさらっていた。
「日々ロック」は、芽の出ないロックバンドでギターを弾くヘタレロッカー・日々沼拓郎(野村)が、破天荒で暴力的なトップアイドル・宇田川咲(二階堂)と出会ったことから始まる青春ロックムービー。「黒猫チェルシー」、滝善充(「9mm Parabellum Bullet」)、「DECO*27」、「爆弾ジョニー」、「忘れらんねえよ」ら人気アーティストが劇中の楽曲を手がけている。11月22日から全国公開。
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